2017年12月11日 (月)

今年も学生映画祭:その(2)

映画祭の最初の土日が過ぎて思うのは、映画祭の主催者は疲れるということ。「立ち合い」をしながら、かつて朝日ホールやフィルムセンターでいろいろな映画祭をやっていた日々を思い出した。まず、関係者が来ると挨拶しないといけない。

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2017年12月10日 (日)

『南瓜とマヨネーズ』の懐かしさ

魚喃キリコという漫画家の名前は知っていたが、もともと漫画は読まないので『南瓜とマヨネーズ』が90年代末にヒットしたことも知らなかった。劇場に見に行ったのは、友人に「冨永昌敬監督の中で一番いいかも」と聞いたから。

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2017年12月 9日 (土)

今年も学生映画祭:その(1)

今日から私の学生が企画する映画祭が渋谷のユーロスペースで始まる。今年で7年目だからいいかげん飽きてきたが、今年のテーマは「映画と天皇」。女子学生が出した案だが、何ともタイムリー。

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2017年12月 8日 (金)

気がついたら私もスマホを触っていた

電車に乗るとまず9割がスマホをいじっている。チラリと見た感じだとだいたい男性はゲームで女性はSNSが多い。最近は動画や漫画も増えた。大学で授業をしていても、30人以上の授業だと必ず触っている学生が1人はいる。

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2017年12月 7日 (木)

『火花』の快さ

板尾創路監督『火花』を劇場で見た。この芸人で俳優の監督作品はこれまで見たことがなかったが、これがなかなかうまい。もともと芸人の又吉直樹の原作が2人の芸人を描いたもので、監督がその世界を生きてきた板尾だけに、その「匂い」がたっぷり伝わってくる。

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2017年12月 6日 (水)

フリーター中年に見られた

先日、近くのアパート数棟の取り壊しがすみ、広くなった場所に大きなマンションを建てるべくブルドーザーが整地をしていた。前に書いたようにこういう光景が大好きな私は、スマホを構えた。すると後ろから「おい、こら!」

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2017年12月 5日 (火)

アルベルト・セラを初めて見る

これまで何度か名前を聞いたアルベルト・セラの映画を初めて見た。難解という評判は聞いていたが、『鳥の歌』(2008)は同じカタロニア出身のパブロ・カザルスの有名なチェロ演奏をモチーフにしているようだからわかりやすいかと思って見に行った。

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2017年12月 4日 (月)

『映画の胎動』を読む

最近ここによく書くように若手の映画研究者の博士論文をもとにした分厚い本が続々と出ているが、1985年生まれの小川佐和子氏の『映画の胎動 1910年代の比較映画史』もその1つ。実は昨年春に出た時に買っていたが、いつの間にかどこかにまぎれて読んでいなかった。

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2017年12月 3日 (日)

『ローガン・ラッキー』の安定感

確か映画をやめるといったはずのスティーヴン・ソダバーグ監督の『ローガン・ラッキー』を劇場で見た。これがまれに見る安定感で、最初から最後まで楽しませてくれる。彼の「オーシャンズ」シリーズに比べたらいささか不発弾というか、うまくいかないところもあるが、それがまたいい。

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2017年12月 2日 (土)

平野啓一郎『マチネの終わりに』に唖然

30代までは、自分より若い作家が芥川賞をもらうと、気になって読んでいた。だから私より10以上若い平野啓一郎が、京大生時代の1999年に『日蝕』で芥川賞を取った時にはすぐに読んだ。その時は、「純文学」は大変だなあと思った記憶がある。

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2017年12月 1日 (金)

ようやく『人生フルーツ』を見る

最近、東海テレビ製作のドキュメンタリーがよく話題になる。『人生フルーツ』もその1本だが、この半年全国でヒットしたらしい。私は最近ようやく名画座で見ることができたが、平日の昼間なのに、なんと客席はびっしり。

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2017年11月30日 (木)

『春に散る』を単行本で読む:続き

ちょっと恥ずかしいが、『春に散る』のどこに泣いたかを書き留めておきたい。まず一番は、40年ぶりに4人の元ボクサーが一つの家に集まるシーン。主人公の広岡は住んでいたアパートで刑務所から出所した藤原を待ち受けて、そこから多摩川沿いの一軒家へ向かう。

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2017年11月29日 (水)

戦中の原節子もう1本

大学入試といえば2~3月だと思っている人が多いが、実は9月半ばから始まっている。2~3月の一般入試の前にAO、推薦、留学生などの入試があり、大学院入試も修士(2種類)と博士がある。さらに入試相談会も年に3回はあるので、休日がつぶれることが多い。

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2017年11月28日 (火)

『春に散る』を単行本で読む

沢木耕太郎の『春に散る』上・下を単行本で読んだ。「朝日」の朝刊に2015年4月1日から16年8月31日まで連載されていたもので、当時から楽しみに読んでいた。9割は新聞で読んだ気がする。

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2017年11月27日 (月)

東京フィルメックスはまだ続く:その(3)

もうフィルメックスは終わったが、グランプリの2本のインドネシア映画は見ていない。とりあえずまだ書いていない2本について書き留めておく。コンペの3本目の中国映画『とんぼの眼』は極めつけのヘンな映画だった。

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2017年11月26日 (日)

無印でセルフレジ

2012年秋にオーストラリアのシドニーとブリスベンに行って、初めてスーパーのセルフレジを体験した。自分でバーコードをかざして、クレジットカードを入れるだけ。ブリスベンで泊まったホテルも夜は無人になるなど、ずいぶん治安がいい街だったので可能なのかと思った記憶がある。

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2017年11月25日 (土)

東京フィルメックスはまだ続く:その(2)

特別招待作品のタイ映画『サムイの歌』がかなりおもしろかった。ペンエッグ・ラッタナルアーン監督は名前はよく聞いていたが、見るのはたぶん初めて。フィルムノワールだが、不気味なユーモアがあるし、話がわかったようなわからないような。

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2017年11月24日 (金)

写真に漂う平成の空気感

「平成」という時代が苦手だ。その前の輝かしく華やかな70年代や80年代に比べると、バブル崩壊とか失われた20年とかでロクなことはなかった気がする。そんなことを考えたのは東京都写真美術館で2つの展覧会を見たから。

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2017年11月23日 (木)

東京フィルメックスはまだ続く:その(1)

2000年に始まった東京フィルメックスが今年も開催中だ。同じ会場で(第1回は今はなきテアトル銀座)同じような規模で同じような内容で、林、市山という同じ主要メンバーが20年近くも続けているのは奇跡的なマンネリというべきか。考えてみたら、毎年通っていた。

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2017年11月22日 (水)

「1968年」展に酔う:続きもう1回

もともとこの展覧会は、3年前に東大闘争資料5000点と日大闘争資料1万5000点を受け入れたことから始まったという。東大に関しては議長の山本義隆氏がビラなどをすべて整理して出版していたが、日大資料の整理は「未開拓分野」だった。

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2017年11月21日 (火)

『ゲット・アウト』に唖然

久しぶりに唖然とした映画を見た。ジョーダン・ピールの監督デビュー作、『ゲット・アウト』のこと。友人からメールで抜群におもしろいと聞いたし、毎日新聞で高橋諭治氏が全米興収チャートで「ノーマークのジャンル映画がひょっこり1位を記録」と紹介していた。

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2017年11月20日 (月)

「1968年」展に酔う:続き

佐倉の「1968年」展があまりにおもしろかったので、続きを書く。「べ平連」でおもしろかったのは、この運動が「関西的発想」と解説してあったこと。確かに中心となった小田実、開高健、鶴見俊輔、桑原武夫はみな関西と縁が深い。

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2017年11月19日 (日)

原節子の戦中映画2本

原節子が戦時中にプロパガンダ映画に何本も出ていたことは知られているが、私は『ハワイ・マレー沖海戦』(42)以外はたぶん見ていない。フィルムセンターの「逝ける映画人を偲んで 2015-2016」の「原節子選集」に行ってみた。

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2017年11月18日 (土)

証明写真に考える

来年某大学の非常勤講師をやることになり、履歴書を送った。写真は映画祭などでよく使う写真データを履歴書に張り付けて送ろうとしたら、印画紙に印刷した4㎝×3㎝の証明写真でないとダメだとのこと。「やはり大学は日本一遅れている」と言いながら、ネットで3分間写真の場所を探した。

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2017年11月17日 (金)

『5パーセントの軌跡』は辛口のコメディ

1月13日公開のドイツ映画『5パーセントの奇跡』を見た。監督のマーク・ローテムントは、かつて『白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々』(2005)をドイツ映画祭のオープニングでやった時に東京で会っていたので、懐かしかった。

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2017年11月16日 (木)

「1968年」展に酔う

秋学期は週に一度、夕方だけ所沢で授業をする日がある。その日は時間があると朝から遠出する。先日は横浜トリエンナーレに行った。横浜から所沢はそれなりに遠かったが、今回行った千葉の佐倉はさらに時間がかかった。

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2017年11月15日 (水)

『花筐』の世界

大林宣彦監督は、昔からどこか苦手だった。『HOUSE』で見せた「映像マジック」を『転校生』のような商業映画でも時々使う。マジックというより「なんちゃってマジック」といったらいいのか、開き直りのような映像遊びがピンと来なかった。最近はほとんど見ていない。

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2017年11月14日 (火)

髪の話

私の髪は真っ黒でふさふさしている、と長年思っていた。ところがそうでもない、と知ったのは昨年の秋のこと。パリから帰国直前にシネマテーク・フランセーズの座談会に出た。そこで撮られた写真の一枚に驚愕した。

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2017年11月13日 (月)

『ブレードランナー2049』に思う

ようやく劇場で『ブレードランナー2049』を見た。予告編はずいぶん前から見ていたし、なんといっても私が学生時代に封切りで見た『ブレードランナー』(1982)の続編だから、見たかった。友人から「学生に勧めるなら第一作を見てからと言った方がいい」と聞いていた。

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2017年11月12日 (日)

酒を飲まずに生きて行けるか

昨日、「朝日」のBEという土曜版をめくっていたら、「お酒のない人生は損なのか?」という読者アンケートをまとめた記事があった。驚くべきことに、「いいえ」が59%で「はい」が41%。6割が酒は損とは何ということだ。

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