2018年7月21日 (土)

『ルーム・ロンダリング』の微妙さ

ちょうど池袋で空いた時間にぴったりだったので、片桐健滋監督の『ルームロンダリング』を見た。実は題名を聞いて、原田ひ香の小説『東京ロンダリング』の映画化だろうと勘違いしていた。この小説はかなり印象に残っていた。

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2018年7月20日 (金)

『在日二世の記憶』をめぐって:続き

在日2世のへインタヴューを集めたこの本には、映画関係者が何人かいる。有名なのはプロデューサーの李鳳宇(リ・ボンウ、1960年生まれ)さんだろう。『誰も知らない』『パッチギ!』『フラガール』で3年連続で『キネマ旬報』のベストワンを取ったプロデューサーである。

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2018年7月19日 (木)

ようやく『正しい日|間違った日』を見る

これまで何本のホン・サンス作品を見たか忘れたが(どれも似ているので)、なぜか今回は4本とも見たいと思った。たぶん年を取って、この監督の一見いい加減そうに見えて、なぜか現れる奇跡的な時間に浸るのが楽しくなったのだろう。

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2018年7月18日 (水)

真夏の健康法

10年ほど前から健康診断で胆石を指摘されているが、かなりやばくなってきた。この夏は、それに五十肩の痛みが加わった。そんなこともあって、最近は妙に健康を意識している。果物と野菜のジュースは毎朝飲んでいるが、今年の夏はミックス・ナッツを買っておいて朝よく食べる。

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2018年7月17日 (火)

日本統治下の韓国映画:その(4)『家なき天使』

日本統治下の韓国映画は、『軍用列車』(38)からプロパガンダ色が出てきたことは、前に書いた。これは題名そのものの「軍用列車」という存在が、日本軍のための輸送列車だった。しかしその後の映画にはプロパガンダ色があまりないものも多い。

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2018年7月16日 (月)

ワインの金メダルとは

私はビールも日本酒も焼酎もワインも飲む。食べ物次第で何でもいいが、イタリア、フランス風の料理が好きなのでワインを飲むことも多い。最近気づいたのが、「金メダル」のシールを貼ったワインが多いこと。

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2018年7月15日 (日)

『パンク侍、切られて候』をあえて見る

昔から石井聰互(今は石井岳龍)監督の映画と町田康の小説は苦手だ。そのシュールの方向が、どうも私の神経を逆なでする。町田康は昔はロックをやっていたが、もともと私はロックがわからない。そういえば、石井聰互もロック好きだった。

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2018年7月14日 (土)

ヤン・ヨンヒの『朝鮮大学校物語』の爽やかさと苦さ

またまた「朝鮮半島」のお勉強で、ヤン・ヨンヒの小説『朝鮮大学校物語』を読んだ。今年の3月に出た本だが、この筆者はこれまでドキュメンタリー映画『ディア・ピョンヤン』や劇映画『かぞくのくに』を監督し、北朝鮮籍の自分の物語を語ってきた。

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2018年7月13日 (金)

ゾウが出ずっぱりの映画『ポップ・アイ』

8月18日公開のシンガポール・タイ合作『ポップ・アイ』を見た。昨年の東京国際映画祭で話題になった作品で、女性監督カーステン・タンの第一回長編という。サンダンスやロッテルダムでも賞を取っているので試写を見に行った。

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2018年7月12日 (木)

50円を拾った話

一応「先生」と呼ばれる職業なので「誰に見られても恥ずかしくない」を心がけている。これは公務員や新聞記者の時以上に気を使う。特に大学付近や池袋駅周辺などは誰が見ているかわからない。毎年200人を超す授業をしていると、とても全員は覚えられないし、入学式や進学相談会で会った父兄もいるかもしれない。

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2018年7月11日 (水)

日本統治下の韓国映画:その(3)『軍用列車』

徐光霽(ソ・グァンジェ)監督『軍用列車』(38)は、2015年末にフィルムセンターで見ていたが、改めて見ると抜群におもしろかった。同じ1930年代後半でも『迷夢』(36)や『漁火』(38)と違って、くっきりと日本の影がある。

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2018年7月10日 (火)

日本は野蛮国か

オウム事件で7人を同じ日に各地で処刑したニュースに、凍り付いた。いかに彼らが凶悪な犯罪を犯したとはいえ、これは野蛮な国のすることではないか。日頃、日本は一応成熟した文明国だと思っていたが、とんでもない。

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2018年7月 9日 (月)

『国家主義の誘惑』の怖さ

わかってはいるけれど、改めて正面から言われるとドキリとした。7月28日公開のドキュメンタリー『国家主義の誘惑』を見ての感想だ。これはフランスのテレビ局アルテ用に在仏の渡辺謙一氏が監督したもの。

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2018年7月 8日 (日)

小倉紀蔵『朝鮮思想全史』を読む

またまた分厚い新書で小倉紀蔵著『朝鮮思想全史』を読んだ。例の学生企画の映画祭のための韓国学習の一環だが、この本は半年ほどまえに買ってあった。

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2018年7月 7日 (土)

『焼肉ドラゴン』の描く「在日」

朝鮮半島についてにわか勉強中ということもあり、『焼肉ドラゴン』を劇場に見に行った。これは鄭義信の作・演出による同名の演劇があり、話題になって賞ももらったが、今回それを脚本家自ら映画化したもの。

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2018年7月 6日 (金)

太という名前をめぐって

私の名前は太(ふとし)。先日収賄で逮捕された文科省の局長が同じ名前だったので、急に気になって考えた。この官僚は私より1つ上のいわば同世代だが、この名前が多いのだろうか。

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2018年7月 5日 (木)

日本統治下の韓国映画:その(2)『迷夢』と『漁火』

最近急に「在日」の本を読んだり、日本統治下の韓国映画を見るようになったのには、理由がある。毎年12月に学生が企画する映画祭のテーマが「朝鮮半島と私たち」に決まったから。去年の「天皇」以上に難しいテーマで、学生と競争しながらの「にわか勉強」が始まった。

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2018年7月 4日 (水)

またまた、夢の話

最近の夢で驚いたのは、戦前の地下の映画館に行った話。たぶん台湾で、岩がむき出しだが椅子などは豪華な映画館だった。なぜか私が説明していて、テレビカメラが回っていたような気もする。

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2018年7月 3日 (火)

『女と男の観覧車』の描くコニー・アイランド

ニューヨーク近郊のコニー・アイランドは、エジソンの昔から映画によく出てくる。ウディ・アレンの新作『女と男の観覧車』が全編コニー・アイランドと聞いて、劇場に見に行った。ましてや1950年代だから。

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2018年7月 2日 (月)

後ろめたい人生

後ろめたい。最近それを久しぶりに意識したのは、私の勤める大学が例のアメフト問題で批判の対象となったから。あんなトップがいる組織から給料をもらっている自分が恥ずかしかった。教授会で偉そうに発言しても何も変わらず、結局のところ負け犬の遠吠えでしかない。

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2018年7月 1日 (日)

ホン・サンスにハマる(3)

ここにも書いたように2016年のカンヌに約30年ぶりに行ったが、その場所で撮られていたのが7月14日公開の『クレアのカメラ』。『夜の浜辺でひとり』の1つ前の作品だが、わずか数日で撮影されたという。

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2018年6月30日 (土)

日本統治下の韓国映画:その(1)『授業料』と清水宏

2015年末に日本統治下の韓国で作られた映画数本をフィルムセンターで見たことはここに書いたが、そのうち『授業料』のDVDを入手した。韓国版だが、何とYAHOOショッピングで3000円程度で売っていた。

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2018年6月29日 (金)

五十肩のこと

もう50代も後半だが、また五十肩になったようだ。今から10年ほど前に一度痛くなった。半年ほど続いて、いつの間にかなくなった。今回はもう2ヵ月ほど続いているが、前回より重症のような気がする。

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2018年6月28日 (木)

『沖縄スパイ戦争』の衝撃

たぶん今年一番のドキュメンタリー映画を見た。7月28日公開の三上智恵・大宅英代共同監督の『沖縄スパイ戦史』のことだ。おもしろいドキュメンタリーにはだいたい2種類あって、1つはとてつもない興味深い人物が出てくること。『ゆきゆきて神軍』はその代表格。

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2018年6月27日 (水)

また、夢の話

最近怖かった夢は、巨大なソーセージが動き出した話。なぜか、大きなソーセージの盛り合わせがあった。私の家に友人たちが集まっていたが、私はそれをオーブンに入れてローストしようとした。

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2018年6月26日 (火)

『万引き家族』をまた見る

『万引き家族』を劇場で見た。試写で一度見ていたが、また見たのはいくつか理由があった。一番はカンヌでケイト・ブランシェットが「今回の審査員の私たちがこれから撮る映画の中であの泣き方をしたら、安藤サクラの真似をしたと思ってください』と言ったのを読んだから。

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2018年6月25日 (月)

小津の異色な2本

小津安二郎の映画で、いくつか評判の悪い作品がある。『風の中の牝雞』(1948)や『東京暮色』(58)はその典型だろう。話がとにかく暗いうえに、ほかの作品では見られない「妻の不貞」が大きなテーマとなる。実を言うと、この2本とも見たのは30年ほど前のことだ。

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2018年6月24日 (日)

『在日二世の記憶』をめぐって

集英社新書『在日一世の記憶』に続いて『在日二世の記憶』を読んだ。新書ながらこちらも800ページ近い大著で、50人の「在日二世」へのインタビューが載せられている。2016年刊なので、だいぶ近い。編者も小熊英二と姜尚中から、小熊英二に高賛侑と高秀美へ。

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2018年6月23日 (土)

『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』の描く1970年代アメリカ

7月6日公開のジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス共同監督『バトル・オブ・セクシーズ』の試写を見た。予告編がおもしろそうだったし、ずいぶんブスな感じのメイクのエマ・ストーンが気になった。

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2018年6月22日 (金)

ボケたのでは

いつの間にか57歳になっていた。最近、ボケたのではと思うことが多い。一番多いのは反対方向の電車に乗ったり、乗り過ごしたりすること。これは前もあったが、確実に増えた。

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