2017年11月18日 (土)

証明写真に考える

来年某大学の非常勤講師をやることになり、履歴書を送った。写真は映画祭などでよく使う写真データを履歴書に張り付けて送ろうとしたら、印画紙に印刷した4㎝×3㎝の証明写真でないとダメだとのこと。「やはり大学は日本一遅れている」と言いながら、ネットで3分間写真の場所を探した。

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2017年11月17日 (金)

『5パーセントの軌跡』は辛口のコメディ

1月13日公開のドイツ映画『5パーセントの奇跡』を見た。監督のマーク・ローテムントは、かつて『白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々』(2005)をドイツ映画祭のオープニングでやった時に東京で会っていたので、懐かしかった。

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2017年11月16日 (木)

「1968年」展に酔う

秋学期は週に一度、夕方だけ所沢で授業をする日がある。その日は時間があると朝から遠出する。先日は横浜トリエンナーレに行った。横浜から所沢はそれなりに遠かったが、今回行った千葉の佐倉はさらに時間がかかった。

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2017年11月15日 (水)

『花筐』の世界

大林宣彦監督は、昔からどこか苦手だった。『HOUSE』で見せた「映像マジック」を『転校生』のような商業映画でも時々使う。マジックというより「なんちゃってマジック」といったらいいのか、開き直りのような映像遊びがピンと来なかった。最近はほとんど見ていない。

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2017年11月14日 (火)

髪の話

私の髪は真っ黒でふさふさしている、と長年思っていた。ところがそうでもない、と知ったのは昨年の秋のこと。パリから帰国直前にシネマテーク・フランセーズの座談会に出た。そこで撮られた写真の一枚に驚愕した。

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2017年11月13日 (月)

『ブレードランナー2049』に思う

ようやく劇場で『ブレードランナー2049』を見た。予告編はずいぶん前から見ていたし、なんといっても私が学生時代に封切りで見た『ブレードランナー』(1982)の続編だから、見たかった。友人から「学生に勧めるなら第一作を見てからと言った方がいい」と聞いていた。

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2017年11月12日 (日)

酒を飲まずに生きて行けるか

昨日、「朝日」のBEという土曜版をめくっていたら、「お酒のない人生は損なのか?」という読者アンケートをまとめた記事があった。驚くべきことに、「いいえ」が59%で「はい」が41%。6割が酒は損とは何ということだ。

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2017年11月11日 (土)

『希望のかなた』のリアル度

12月2日公開のアキ・カウリスマキ監督『希望のかなた』を見た。前作『ル・アーヴルの靴みがき』で後半に難民の黒人が出てくる場面があったが、今回は何と「難民問題」を中心に持ってきた作品となった。

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2017年11月10日 (金)

目ざまし時計を使わない

昔、どこかに浅田彰氏が「今は目覚まし時計を使わずに好きな時に起きる生活が気に入っている」という意味のことを書いていた記憶がある。気がついたら、私もそのような生活をしていた。目覚まし(時計からスマホになった)を使わないのは昨年パリに行く前からだから、3、4年くらい前からかもしれない。

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2017年11月 9日 (木)

うますぎる『おじいちゃん、死んじゃったって。』

森ガキ侑大監督の『おじいちゃん、死んだんだって』を見た。実は8月に試写で見てメモを残していたが、厳しい意見になりそうなので、公開後にアップすることにした。この監督はCM界では名の通った人のようだ。

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2017年11月 8日 (水)

「エンジョイ」の一言

昨年6月、パリにいた時にニューヨークに一週間行った。1989年に行って以来だった。その時はなぜか幸せな気分になった記憶があるが、去年行ってみていやなところだと思った。その象徴が「エンジョイ」という言葉だった。

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2017年11月 7日 (火)

トップが変わってもあまり変わらない東京国際映画祭:その(7)

まだ触れていない映画について、メモを残しておく。中国のチョウ・ヤンズ監督『老いた野獣』は「アジアの未来」部門でスペシャルメンション(2位)だったが、かなりよかった。内モンゴルの都会を舞台にした映画で、主人公の父親が何とも魅力がある。

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2017年11月 6日 (月)

『〈女帝〉の日本史』に考える

原武史氏の新刊『〈女帝〉の日本史』を読んだ。実は彼の『皇后考』を読もうとだいぶ前に買っているが、あまりに分厚くて読む勇気がない。そこで同じような内容に見える新書を先に読んだ。

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2017年11月 5日 (日)

トップが変わってもあまり変わらない東京国際映画祭:その(6)

今年は受賞結果を聞いて笑ってしまった。朝日新聞デジタルの星取表での私の評価と近かったから。いつもは全く違うので、今年もきっと平凡なフランス映画『スパーリング・パートナー』あたりが取るのではと予想していたのに。

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2017年11月 4日 (土)

映画祭の合間に展覧会2つ

東京国際映画祭の映画の合間に、六本木で2つの展覧会を見た。1つは国立新美術館で12月18日まで開催の「安藤忠雄展―挑戦―」。一般的に言って、建築の展覧会はおもしろくない。

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2017年11月 3日 (金)

トップが変わってもあまり変わらない東京国際映画祭:その(5)

最近は再び中国映画が勢いづいている気がするが、コンペの『迫り来る嵐』はすばらしかった。1997年のある小さな都市の国営工場を舞台にしたもので、中国の急速な近代化を丸ごと捉えようという野心的な試みだ。これがドン・ユエという監督の第一回長編とは驚く。

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2017年11月 2日 (木)

トップが変わってもあまり変わらない東京国際映画祭:その(4)

映画祭も後半になると、今年のコンペの傾向の話が出る。ユーラシア大陸のみで、アメリカもカナダもオーストラリアもない。トップが変わって、矢田部氏は好き放題に選んだのではないか。似た作品が多い。人によって評価に差が出やすい、云々。

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2017年11月 1日 (水)

『スター女優の文化社会学』を読む

北村匡平という私よりも2回り若い著者の『スター女優の文化社会学 戦後日本が欲望した聖女と魔女』を読んだ。400ページを超す大著だが、東京国際映画祭に期間中に持ち歩いて余った時間にあちこちで読んでいた。

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2017年10月31日 (火)

トップが変わってもあまり変わらない東京国際映画祭:その(3)

去年の東京国際映画祭でもそう感じたが、今フィリピン映画は勢いがある。今回3本見たが、どれも見ごたえがあった。まず震撼したのは、「ワールドフォーカス」部門のダニエル・R・パラシオ監督『アンダーグラウンド』で製作はブリランテ・メンドーサ。

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2017年10月30日 (月)

『リュミエール!』をめぐって

先週末に公開された『LUMIERE! リュミエール!』について語りたい。これは19世紀末から20世紀初頭に撮られたリュミエール社の作品108本を集めたものだが、私は生まれて初めて「字幕監修」と「日本語吹き替え版監修」をして、パンフにも原稿を書いた。

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2017年10月29日 (日)

トップが変わってもあまり変わらない東京国際映画祭:その(2)

これまで見たコンペで一番良かったのは、カザフスタンのジャンナ・イサバエバ監督の『スヴェタ』。ろうあ者スヴェタは夫も子供2人も言葉が不自由で、そのうえに家のローンの催促が銀行から来る。

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2017年10月28日 (土)

それでも横トリに行く:その(2)

さて、今回の横トリでは何がよかったか。横浜美術館では畠山直哉の写真が一番印象に残ったかもしれない。とりわけ、東北大震災後の陸前高田を360度で撮って円形の会場にぐるりと展示されているものが2つあり、その場に立つと動けなくなってしまう。

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2017年10月27日 (金)

トップが変わってもあまり変わらない東京国際映画祭:その(1)

今年も東京国際映画祭が始まった。今年は第30回だが、トップが椎名保さんから久松猛朗さんに変わった。確かに記念の年にふさわしく、去年までよりお祭り感は出ている。

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2017年10月26日 (木)

それでも横トリに行く:その(1)

ようやく横浜トリエンナーレに行ってきた。11月5日までだから、もう行かないと東京国際映画祭もあるので間に合わないと思った。ここにも何度か書いたが、2001年に横浜トリエンナーレが始まった時はスタッフの1人だった。

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2017年10月25日 (水)

『あゝ荒野』後篇を見た

やはり止まらなくて『あゝ荒野』後篇を見に行った。結果としては大半の長尺2部ものと同じく、「前篇」の方がおもしろかったと思う。なぜいつも「後篇」にがっかりするだろのか。

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2017年10月24日 (火)

メルヴィルから超絶技巧へ

銀座で少し時間が空いたので、展覧会を2つ見た。1つはフィルムセンターで12月10日まで開催の「生誕百年 ジャン=ピエール・メルヴィル、暗黒映画の美」展。会場に着いたら、70歳くらいの男性に話しかけられた。「今日はメルヴィルが生まれて100年目の誕生日ですね」

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2017年10月23日 (月)

『女神の見えざる手』のジェシカ・チャステインがいい

始まったばかりのジョン・マッデン監督『女神の見えざる手』を劇場で見た。日経や読売の映画評で絶賛されていたから。これは試写状も来ていたが、邦題が安っぽい感じで行く気がしなかった。

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2017年10月22日 (日)

私はイヤミな大学生だった

学生に「先生はどんな大学生でしたか」と聞かれることがある。その時は「イヤミな学生だったと思う」と答える。正確に言えば、「近づきにくい、スノッブで自分勝手な学生」だったのではないか。

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2017年10月21日 (土)

後篇が見たくなる『あゝ荒野』

岸善幸監督の『あゝ荒野』前篇を劇場で見た。宣伝をしている知り合いが本音でほめていたし、劇場で見た友人も絶賛していた。私が見た感想は、「そこまででもないけど、後篇を見たくなった」

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2017年10月20日 (金)

選挙に行こう

今週は大学の授業で「みなさん、選挙に行ってください」と何度も言った。私は映画を教えているので、もちろん政治の話は授業ではしない。ただ、「選挙に行こう」は民主主義の根幹なので、言ってもいいのではないかと思った。選挙権が18歳以上になったので大学生はすべて有権者だし。

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