2018年6月23日 (土)

『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』の描く1970年代アメリカ

7月6日公開のジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス共同監督『バトル・オブ・セクシーズ』の試写を見た。予告編がおもしろそうだったし、ずいぶんブスな感じのメイクのエマ・ストーンが気になった。

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2018年6月22日 (金)

ボケたのでは

いつの間にか57歳になっていた。最近、ボケたのではと思うことが多い。一番多いのは反対方向の電車に乗ったり、乗り過ごしたりすること。これは前もあったが、確実に増えた。

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2018年6月21日 (木)

『終わった人』の職人芸

『終わった人』を劇場で見た。映画業界の友人が勧めてくれたから。結果は正解で、『リング』などのホラーで有名な中田秀夫監督が、ホームドラマで予想以上の職人芸を見せてくる。

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2018年6月20日 (水)

夢の話

最近、よく夢を見る。あるいは昔からそうかもしれないが、最近は夢が気になる。昨晩見たのは「傘を返す」話だった。なぜか、大阪の知らない人のかなり豪勢なマンションに泊まった。今はやりの「民泊」だろうか。いや、お金は払っていない。

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2018年6月19日 (火)

『菊とギロチン』の迫力

7月7日公開の瀬々敬久監督『菊とギロチン』を見た。4時間38分の傑作『ヘブンズ ストーリー』(2010)の前から温めていた企画だし、3時間9分という長さも気になっていた。最近は年に何本も撮っているが、これは違う予感がした。

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2018年6月18日 (月)

新美で考えたこと

六本木の国立新美術館は不思議な場所だ。「日展」を始めとする無数の「団体展」が開かれて、一瞬ここは昭和かと思う「ベレー帽をかぶった絵描き」のような年配の方が闊歩する。一方で新聞社やテレビ局が主催して何十万人もの入場者が入る「ルーヴル展」のような企画がある。

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2018年6月17日 (日)

『Vision』の到達度

河瀨直美監督の『Vision』を劇場で見た。いわゆる「カンヌに落ちた」(たぶん)作品だが、いつもながら力のこもった映像を展開している。とりわけ今回はフランスの大女優ジュリエット・ビノシュを起用しての日仏合作だが、自分の世界を貫き通している。

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2018年6月16日 (土)

「ウソつき」について考えた

先週の『アエラ』で「ウソつきとは戦え」という特集があった。モリカケ問題に関して、安倍首相を始めとする政治家や官僚がウソをついてきたことに端を発する特集だが、一般的な「ウソ」というものを解明する記事もあった。

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2018年6月15日 (金)

ホン・サンスにハマる(2)

明日公開の『夜の浜辺でひとり』は、去年のベルリンでキム・ミニが主演女優賞を取った作品だ。今回上映の『それから』と『クレアのカメラ』が少し後のカンヌでの上映だから、その2本の前の作品となる。もう1本の『正しい日 間違えた日』は一番古くて2015年。

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2018年6月14日 (木)

『在日一世の記憶』の衝撃:続き

この本は、52人の「在日」へのインタビューをを生年順に並べている。1911年生まれから、1941年生まれまでだが、おおむね前半の方が日本への憎しみに満ちており、後半は自分の意志で日本に来た者も多く、比較的楽な人生を送っている。

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2018年6月13日 (水)

『友罪』の重さ

冒頭、2人の青年が工場に向かうシーンから、ただならぬ気配が漂う。瀬々敬久監督の新作『友罪』を劇場で見たが、最初から最後までこの重い雰囲気が続き、見ている者にずっしりとのしかかる。

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2018年6月12日 (火)

神楽坂からいい店が消えてゆく

4月に飯田橋駅近くの「酒蕎庵 まろうど」に行ったら、「月末に店を閉めて長野に帰ります」と言われた。誠実で穏やかな感じの店長さんがいて、気の利いたつまみと信州のうまい蕎麦を出すいい店だった。30回は行ったと思う。

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2018年6月11日 (月)

『妻よ薔薇のように』の予定調和

山田洋次監督の『家族はつらいよ』は2本目がかなりよかったので、第三段の『妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ』も期待していた。やっと劇場で見たが、個人的には予定調和過ぎていま一つだった。

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2018年6月10日 (日)

「プーシキン美術館展」を楽しむ

上野の東京都美術館で7月8日まで開催中の「プーシキン美術館展―旅するフランス風景画」が、意外におもしろかった。ここに何度も書いたように、普通は「〇〇美術館展」はおもしろくない。海外の美術館に大金を払って一括で借りる形で、目玉となる有名画家の秀作を数点入れて、あとはテーマもなく二流三流の作品が並ぶだけ。

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2018年6月 9日 (土)

「映画に見る明治の日本」に考える:続き

だいぶ前に終わったが、もう一度だけ国立映画アーカイヴの「映画に見る明治の日本」について書き留めておく。プログラム1「明治期製作の映画」は、重要文化財に指定された『小林富次郎葬儀』(1910)のデジタル復元版を見たいと思った。

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2018年6月 8日 (金)

『ゲティ家の身代金』の普通さを楽しむ

何となくアメリカ映画のサスペンス大作を見たい気分になって、劇場で『ゲティ家の身代金』を見た。予告編で見た大富豪ゲティを演じるクロストファー・プラマーがいい感じだったし、何といってもリドリー・スコットの監督だから。

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2018年6月 7日 (木)

寺尾さんが亡くなった

寺尾次郎さんが亡くなった。多くの映画好きにとっては、フランス映画を中心とした字幕の翻訳家として親しんだ名前だと思う。私もそうだが、字幕を始められる前から個人的にもつき合いがあった。

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2018年6月 6日 (水)

『在日一世の記憶』の衝撃

いわゆる「在日」についてはいつか本人たちの言葉を読みたいと思っていたら、小熊英二・姜尚中編の『在日一世の記憶』があった。2008年刊の新書だが本当に分厚く、800ページ近い。普通の新書の4倍くらいか。

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2018年6月 5日 (火)

『私はあなたのニグロではない』の映像の強度

ラウル・ペック監督の『私はあなたのニグロではない』を劇場で見た。『マルクス・エンゲルス』を見て、それほど才能のある監督とは思わなかったが、ドキュメンタリーならいいかもしれない、と思った。あの生真面目さはドキュメンタリーに向いているはず。

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2018年6月 4日 (月)

「安くておいしい国」日本

先日の「朝日」論壇時評で、小熊英二氏が「「安くておいしい国」の限界」という見出しで書いていて、はたと膝を打った。最近私がぼんやりと考えていたことと、同じだから。

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2018年6月 3日 (日)

『孤狼の血』の生々しさ

白石和彌監督の『孤狼の血』を劇場で見た。見終わって無意識のうちに北野武の映画と比較していた。現代でこういうヤクザものをきちんと撮る監督は少ないから。

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2018年6月 2日 (土)

今年も学会に行った

今年も映像関連の学会の大会に2日間通った。大学の教員は、普通複数の学会に所属している。そこでは年に一度どこかの大学で「大会」があり、基調講演やシンポジウムがあるほか、さまざまなセッションに分かれて何十人もの発表がある。

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2018年6月 1日 (金)

「映画にみる明治の日本」に考える

もう一月ほど前になるが、(フィルムセンター改め)国立映画アーカイブで特集「映画にみる明治の日本」のうち、明治を描く記録映画(プログラム3)を見た。最近はとにかく古い映像は何でも見たい気分なので、明治の議会の話だろうが、大阪の橋の話だろうが、中身は問わない。

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2018年5月31日 (木)

『タクシー運転手』の夢を見た

久しぶりに、見たばかりの映画の夢を見た。韓国映画『タクシー運転手 約束は海を越えて』を劇場で見た日の夜のこと。この映画を見たいと思ったのは、光州事件を描いていると聞いたから。韓国で1200万人以上を動員したというのも気になった。

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2018年5月30日 (水)

昼ご飯に悩む

実は、毎日悩んでいることがある。情けないことに、それは昼をどこで食べるかだ。私は現在、週に1~2日、所沢の校舎に行き、2~3日江古田に行く。「所沢」といっても、それは所沢駅で乗り換えて1駅行き、さらにバスに乗る場所だ。

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2018年5月29日 (火)

『母という名の女』にびっくり

いやあ、久しぶりに映画の展開にびっくりした。6月16日公開のメキシコ映画『母という名の女』のこと。ミシェル・フランコという監督の名前は聞いたことがあったが、見ていない。試写を見ようと思ったのはアルモドバル監督の『ジュリエッタ』に主演したエマ・スアレスが出ていたから。

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2018年5月28日 (月)

大学は役にたつのか:その(2)

実は今年は3つの大学で非常勤講師をしている。基本的に来た仕事は断らない主義なので、とりあえず引き受けてみた。1つは関西で、これは数年前から年に2回、集中講義をしている。カトリック系だが、学生がまじめで授業がやりやすい。

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2018年5月27日 (日)

『パティ・ケイク$』に思う

『パティ・ケイク$』を劇場で見た。監督はジェレミー・ジャスパーで長編第1作という。いくつか好意的な映画評が新聞に出ていたので気になって、空いた時間に見た。

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2018年5月26日 (土)

恥ずかしい毎日

毎日ブログを書いているのにこれに触れないわけにはいかないので、書く。とにかく恥ずかしい。日大アメフト部の話だが、自分が勤める大学なので、他人事ではない。私は毎月の収入の大半をその組織からもらっている。

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2018年5月25日 (金)

『30年後の同窓会』の心地よさ

6月8日公開のリチャード・リンクレーター監督『30年後の同窓会』を見た。中身はタイトル通りで、ベトナム戦争で一緒だった3人が30年ぶりに再会して、語り合うというもの。いわゆる「同窓会」ではないが、そんな感じで見ていてとにかく心地よい。

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