2019年7月24日 (水)

誰が保守的なのか

また自民党が勝った。とはいえ、自民は参院で単独過半数を割り、自民、公明プラス維新ほかの改憲勢力が3分の2に届かなかった。自民はそれでも勝ったと言い、野党はそうではないと言う。

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2019年7月23日 (火)

『火口のふたり』に考える

8月23日公開の荒井晴彦監督『火口のふたり』の試写を見た。配給会社から試写状が来た時はどうしようかと思っていたが、監督本人からふるえるような文字で書いた試写状が届いたので、行くことにした。昨年お世話になったことがあったし。

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2019年7月22日 (月)

「塩田千春展」の人気ぶりに驚く

今年は現代美術の個展がおもしろい。まず、春に国立新美術館(新美)でイケムラレイコがあり、夏は新美のボルタンスキーに森美術館の塩田千春、秋は東京都現代美術館のオラファー・エリアソンが待っている。ようやく「塩田千春展 魂が震える」を見た。

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2019年7月21日 (日)

韓国映画『工作』に涙する

ユン・ジョンビン監督の『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』を満員の劇場で見た。『タクシー運転手』『1987、ある戦いの真実』などと同じく韓国の現代史を描くエンタメ作品だが、それ以上にこの2本に似ているのは、まさに文在寅政権だから作られ、公開された映画だということ。

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2019年7月20日 (土)

若者はなぜ選挙に行かないのか

この10日ほど、大学の授業の始めに「参院選に行きましょう」と話すことが多い。特にまだ先生の言うことを聞く一年生には言う。そうでもしないと大学生は本当に選挙に行かないから。昔は1年生の多くは選挙権がなかったが、18歳以上になった今はみんなある。

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2019年7月19日 (金)

初めて「トイ・ストーリー」を見る

『トイ・ストーリー4』を劇場で見た。最近はディズニーもよく見るが、このシリーズを見たのは初めてだったと見終わって気がついた。見に行ったのは、すべての新聞の夕刊映画評で「絶賛」だったから。

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2019年7月18日 (木)

初めてソウルに行く:その(5)

もう帰国して10日になるのに、まだソウルのことばかり書いている。それくらい、心に残る旅だった。韓国という国は、今後ずっと自分の中で引きずってゆく気がする。今日は美術館、博物館について書きたい。

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2019年7月17日 (水)

『暁闇』の見せる世界

7月20日公開の『暁闇』を見た。正確に言うと、試写には行けなかったが送られてきたDVDを見た。1995年生まれの阿部はりかの初監督作品で57分だが、その描く世界に「今の若者はこんなことを考えているんだ」と深い思いに誘われた。

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2019年7月16日 (火)

初めてソウルに行く:その(4)

今回のソウルは初めてだったので、基本を押さえようと思った。3泊したが、座談会などもあるので、自由な時間は実質的に1日半。何が「基本」かわからないが、まずは5つある古宮のうち一番大きな景福宮(キョンボックン)に行った。次に行ったのは南大門市場。

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2019年7月15日 (月)

「高畑勲展」から日本画へ

東京国立近代美術館で始まったばかりの「高畑勲展」を見た。10月6日までの開催だが、自宅から近いので原稿で行き詰った週末にふいと見に行った。いくらジブリとは言っても、高畑勲ではそれほど観客はいないだろうと思ったが、大間違い。

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2019年7月14日 (日)

初めてソウルに行く:その(3)

日韓関係は最悪と言われているが、韓国好きの日本人は多い。私より上の世代も私の同世代も、もっと若い人々も韓国好きがいる。今回ソウルに行ってみて、その気持ちが何となくわかる気がした。

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2019年7月13日 (土)

さっぱりわからなかったスパイダーマン

この数年前から、当たっている映画はとりあえず見ることにしている。始まったばかりの『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が興収50億円を超えそうな勢いというので、6回無料券を利用して劇場で見た。

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2019年7月12日 (金)

外国人が増えて

先日のニュースによれば、今年の1月1日の時点で日本人の数は前年より43万人減って1億2744万人で、10年連続の減。一方外国人は17万人増えて267万人で、初めて総人口の2%を超えたという。世界的に見たらずいぶん少ない少ないがだろうが、やはり外国人が増えたのは間違いない。

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2019年7月11日 (木)

『ワイルドライフ』の味わい深さ

最近、俳優が監督する映画がおもしろい。ポール・ダノが監督をして、キャリー・マリガンとジェイク・グレンホールが出ていると知って、劇場で見たのが『ワイルドライフ』。これが実に地味な内容だが、なかなか味わい深い。

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2019年7月10日 (水)

初めてソウルに行く:その(2)

5年前に釜山に行ったのは、釜山国際映画祭の会期中に開催されたシンポジウムに出るためだった。世界レベルの国際映画祭なので、街を見るよりも、ゴダールの新作など見たい映画を見た。今回も映画祭ではあるが、「レジスタンス映画祭」は4日間2スクリーンで25本ほどを上映する規模で特に見たい作品はなかった。

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2019年7月 9日 (火)

『あなたの名前を呼べたなら』で学ぶこと

8月2日公開の『あなたの名前を呼べたなら』を見た。インドの女性監督ロヘナ・ゲラの長編デビュー作で、去年のカンヌの批評家週間で賞を取ったという。題名が思わせるぶりだが、原題はSir、「ご主人さま」など目上の人に使う言葉。

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2019年7月 8日 (月)

初めてソウルに行く:その(1)

初めてソウルに行った。フランスには30回以上行っているが、韓国に行くのは5年前の釜山に続いて2回目。ソウルはたった3泊の旅行だったが、実に刺激的で楽しかった。

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2019年7月 7日 (日)

『よこがお』の波紋

7月26日公開の深田晃司監督『よこがお』を見た。見終わって、なぜかよくわからないのに、心の波紋は大きかった。別に難しい映画ではない。ある女性が事件に巻き込まれて、その復讐を果たす話である。

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2019年7月 6日 (土)

この世から「広告」が消えたら

毎日、ものすごい数の「紙」がたまる。新聞に挟み込まれるチラシの数は、週末にはとんでもないほど多い。ほとんど見る暇がないので、そのまま回収袋に入れる。新聞自体にも広告が半分くらいある。これがなければずいぶん薄くなるのだが、と思う。

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2019年7月 5日 (金)

『旅の終わり世界のはじまり』への苛立ちと安堵

黒沢清監督の『旅の終わり世界のはじまり』は、試写を見た友人の批評家から「いまいちどころか、いまさんくらい」と聞いた。ところがある時、蓮實重彦さんと会ったら「すばらしい新境地」とべた褒めだった。ようやく劇場で見た。

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2019年7月 4日 (木)

『サタンジャワ』に考える

「サイレント映画+立体音響コンサート」と銘打った『サタンジャワ』の公演を見た。インドネシアのカリン・ヌグロホ監督が作った白黒・サイレントの映像に、歌やダンスや楽器のパフォーマンスが加わったもので、音楽・音響デザインは森永康弘。

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2019年7月 3日 (水)

『日本統治下の朝鮮シネマ群像』の衝撃:その(3)

この本についてはいろいろ語りたいことがまだある。現在見られる日本支配下の朝鮮映画で一番の傑作が『授業料』(40)であることは、みんなの意見が一致している。この本によれば1940年代の、1940年代の朝鮮文壇人のアンケートで歴代1位が『アリラン』(26)、2位が『無情』(39)で3位がこの作品という。

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2019年7月 2日 (火)

「新聞の映画評」評:『新聞記者』

毎週金曜の夕刊各紙は映画評が載るので、取っている「朝日」のほかに「毎日」「日経」「読売」を買うことにしている。おおむね大きく取り上げる映画は同じことが多い。先週末公開だと『凪待ち』と『COLD WAR あの歌、2つの心』あたり。

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2019年7月 1日 (月)

『平成史』を読んだわけ:その(2)

『平成史』の中で印象に残った部分をアトランダムに書き留める。佐藤優氏が作家として仕事をするうえで学んだのは、井上ひさしと竹村健一という。リベラルの井上と保守の竹村の異色の組み合わせが興味深い。

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2019年6月30日 (日)

『さらば愛しきアウトロー』のレッドフォード

ロバート・レッドフォードといえば、私が小学生から中学生の頃はアメリカ映画でポール・ニューマンと共に最も有名な俳優だった。7月12日公開の『さらば愛しきアウトロー』は彼の最後の主演作というので、試写を見に行った。

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2019年6月29日 (土)

最近の夢

2日連続で同じ夢を見た。気がつくと、荷物をまとめて家を出ろと言われていた。持って行けるのは、自分で歩いて持てるものだけ。小さめのリュックと両手のカバンに服や洗面用具やパソコンを詰めた。

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2019年6月28日 (金)

『アラジン』の空虚な盛り上がり

最近はハリウッド映画でもいわゆる途上国の描写をきちんと配慮するようになった。去年見た『ブラックパンサー』は、可能性豊かなアフリカの文化が丁寧に描かれていたし、少し前のディズニーの『リメンバー・ミー』はメキシコ文化における死後の世界が興味深かった。

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2019年6月27日 (木)

『平成史』を読んだわけ:その(1)

少し前に、佐藤優、片山杜秀両氏の対談集『平成史』を引用したが、この本を読んだのは「映画祭「映画と天皇」のことが出てるよ」と友人に聞いたからである。佐藤優さんには1年半前にこの映画祭のチラシにコメントをもらい、会場で上映後トークもお願いした。

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2019年6月26日 (水)

「浪曲映画」にハマる:その(2)

『赤穂義士』(1954年、新井良平監督)は、冒頭に寿々木米若など4人が次々に出てきて、「第一部は〇〇が演じます」と正面を向いて語る典型的な「浪曲映画」。赤穂浪士の話はさまざまな細部に富むため、映画を完全に4部に分けていて、それぞれの浪曲師が活躍する。

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2019年6月25日 (火)

吉武さんのパリの葬儀

吉武美知子さんについて、さらにもう1回だけ書く。パリで映画編集の仕事をしている渡辺純子さんが20日(木)の葬儀の様子をメールで教えてくれた。吉武さんらしさが伝わる内容で、これはみんなにも知らせたいと思った。渡辺さんの許可を得て書き写す(一部省略)。

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