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2009年4月24日 (金)

「猫を抱いて象と泳ぐ」

小川洋子の新作を読了。あいかわらずなめらかで細部まで魅力的な語り口と構成だが、「博士の愛した数式」ほどは魅了されなかった。チェスを自分が全くわからないからか、あるいは舞台が西洋でリアリティがないせいか。それにしても、こういう人を生まれつきの小説家というのではないかと言いたくなるほど、物語りがうまい。題名だけでも読みたくなるし、読むとその題名がいとおしくなる。

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» 「猫を抱いて象と泳ぐ」静かで熱い唯一の物語を読む幸せ [soramove]
「猫を抱いて象と泳ぐ」★★★★★満点! 小川洋子著 「タイトルを考える、 猫を抱くことは出来るが 象と泳ぐことはできそうにない、 猫を抱いて泳ぐのも難しそうだ、 しかしこの本を読むと その不思議な光景が目に浮かんでくる」 主人公は幼い頃、 動かないバスで暮らす友達から チェスを教えてもらう、 その後、彼は「盤上の詩人」と謳われた アレクサンドロ・アリョーヒンという ロシアの伝説のチェスプレイヤーにちなんで リトル・アリョーヒンと呼ばれるようになる。... [続きを読む]

受信: 2009年5月17日 (日) 19時20分

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