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2009年6月24日 (水)

「ルネ・ラリック展」

国立新美術館のラリック展のオープニングに出かけた。
ラリックはガレなどのアール・ヌーヴォーの後に現れて、アール・デコといういささか大仰なガラス細工をはやらせた人だと何となく思っていたが、大間違いだった。1900年前後にラリックが手がけたアール・ヌーヴォーのジュエリー類の繊細さといったらない。ガレがガラスでやったことをもっと小さなジュエリーで表現したのが、ラリックだった。とりわけ、ポルトガルのグルベンキアン財団から出品されたものが圧巻だ。
当時の衣装や、化粧瓶、自動車(車の先っぽのガラス製のカーマスコット!)まで展示されていて、時代の雰囲気が浮かび上がる。人間の贅沢には限りがないとつくづく思う。
全体を通じて見られる光の追求に、リュミエール兄弟や、1920年代のジャン・エプスタンの映画などを思い浮かべた。文明のひとつの頂点だ。

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