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2009年6月23日 (火)

松本俊夫『映像の発見』

1963年に出た伝説的な本で学生の頃は古本屋でよく目にしたが、いつの間にか見なくなった本だ。最近復刊が出ているのを見て買ってみた。一読してその内容が今でも通用することに驚く。アラン・レネの『24時間の情事』は日本で全く受けず、公開は初日から4日間で終わったという話を聞いていたが、ここまで深く理解している日本人がいたのだと知って妙に嬉しかった。わかる人はいつの時代にもいるという当然のことだけれども。
花田清輝の映画論集の刊行といい、こうした本を出す清流出版はすごいし、高崎俊夫という編集者の功績は大きい。あらゆる分野で劣化現象が進行中の日本だが、時代に抗するまともな動きもいろいろなジャンルにあるのだろうと思う。

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