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2009年6月 9日 (火)

ベネチア・ビエンナーレ

先日の新聞報道で、現代美術の祭典であるベネチア・ビエンナーレが始まり、国別の金獅子賞は米国館のブルース・ナウマンに、個人賞はトビアス・レーベルガー(ドイツ)に決まったという。日本館は南嶌宏がコミッショナーでやなぎみわの個展が開かれたが、例によって無冠だった。
実はベネチア・ビエンナーレで日本人が金獅子賞を取ったことは一度もない。海外の映画祭を始めとして、映画や建築、ファッションなどの分野では日本人が世界の舞台で最高賞を取ることは珍しくなくなったが、美術は全くない。ベネチア・ビエンナーレには国際交流基金を通じて、毎回税金が何千万円も使われているのだから、そろそろ「賞取り」のためにまじめに対策を立てたらどうだろうか。いつまでも「参加することに意義がある」では困る。金獅子賞を取ればその作家の国際価値が上がり、ひいては外国の日本美術全体に対する興味も高まり、日本の美術界が結果として潤う。お金の問題だけではない。日本という国の評価が高まるような、国益に関わる問題なのだ。
国際交流基金は何十年もいったい何をやってきたのか。毎回の反省は生かされないのか。南嶌氏の見解も聞きたいものだ。

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