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2009年6月 2日 (火)

ココ・シャネル

今週の「週刊朝日」に、今年はココ・シャネルの映画が3本、舞台が2本もあるシャネル・イヤーだと書かれていた。そのうち、シャーリー・マクレーン主演の方の映画を試写で見た。全編フランスが舞台なのに使われているのはすべて英語だし、演出も軽めでちょっとテレビっぽいけれど、シャーリー・マクレーンは見事だった。若い頃の役を演じたバルボラ・ボブローヴァもよかった。鼻がちょっとツンと上がった小さめの顔がいい。彼女自身チェコからイタリアに出てきて苦労してイタリア映画界でのし上がった女優だけに、両親を亡くして修道院に入れられ、そこからファッション界を駆け上ったシャネルを演じるのにぴったりだ。どこかに貧乏の影がある。その友人役のヴァレンティーナ・ルドヴィーニもイタリア映画祭などでおなじみのイタリア人女優だが、大きな目がかわいらしい。
保養地のドーヴィルでジャージー地を使ったスポーティーな服を開発して行ったあたりは実にリアルで見ていて楽しくなるし、戦後の2度目のコレクションで見せられるシャネル・スーツの数々を見ていると、シャネルの天才的なセンスや革新性がよくわかる。この映画は8月に公開。
もうひとつ。シャーリー・マクレーンがタバコをスパスパ吸うシーンがカッコいい。最近こんな場面はもう世の中からなくなったなあ、と思うと感慨深い。

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