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2009年7月14日 (火)

アメリカのドキュメンタリー

珍しくアメリカのメジャーの試写室に出かけて8月公開のドキュメンタリーを2本見た。
ひとつはソニーで見た『宇宙(そら)へ』。NASAが秘蔵している50年間の宇宙開発の映像をまとめたもので、見応えがあった。NASAというと、どうしてもアポロ11号の月着陸ばかり記憶にあるが、それに至るまでの長い歩みとそれ以降の展開も含めてじっくりと見せてくれる。打ち上げに失敗したロケットや、ヒューストンから交信をしながら対応を練る数十人の研究者たち、あるいは双眼鏡片手に見守る何千という一般の人々、そして月の表面、月から見た地球など、50年間の試行錯誤をじっくりと見ることができる。ロケットの発射がまるで大きな爆弾を爆発させるような、反自然的なものだと初めて実感した。日本語吹き替え版で見たが、最後のゴスペラーズの日本語のテーマソングだけは興ざめだった。
もう一本はディズニーで見た『ディズニー・ネイチャー フラミンゴに隠された地球の秘密』。こちらは昔からテレビなどでおなじみのネイチャーもので、アフリカ・タンザニアのナトロン湖に生息するフラミンゴの一生を追う。塩の固まった中に卵を産み、小さな鳥が生まれ、成長して行くという何でもない話だが、湖の厳しい自然と、ハゲコウやマングースなどの敵に襲われながら生き延びる姿がだんだんいとおしくなってくる。残酷なシーンは長く見せなかったり、赤い羽をモチーフに使ったり、唯一出てくる人間である地元の男に赤いマントを着せたり、いくつかの一般向けの演出は気になるが。

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