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2009年7月24日 (金)

残酷映画2本

ホラーやスプラッタではないのだが、とにかく残酷なシーンが多い映画2本の試写を見た。
1本は香港の監督による『さそり』。もちろん梶芽衣子のさそりシリーズのリメイクで、もともとスタイリッシュでキッチュな映画だったが、今回の香港版リメークは香港映画的な誇張もあいまってかなりの珍品になった。

水野美紀が松島ナミを演じ、石橋凌も出ているが、大半は中国の俳優で、日本人俳優のパートも含めてすべてが吹き替えなのも、キッチュ感を強めている。『キルビル』のエンディングでも使われた「恨み節」がこの映画の最後でも響く。考えてみたら『キルビル』みたいな感じもある。8月8日公開。
もう1本は『ドゥームズデイ』。これは全人類を一掃するウィルスの蔓延をテーマにしたスペクタクル映画だが、かなりよくできている。2008年にウィルスの蔓延で英国スコットランド地方が完全に封鎖される。そこでは人類は死に絶えたはずだが、生き延びた人々が大勢いることが2035年にわかる。そこに送り込まれる女性隊長を演じるローラ・ミトナが冷血でかっこよく、ボブ・ホプキンスやマルコム・マクダウェルなどのベテランが脇を固める。
セットもお金がかかっており後半はカーチェースまであって見応えがあるが、とにかく残酷なシーンが多い。2008年の大量に虐殺される人々のシーンや、2035年のスコットランドに行った隊員が群衆の前で火あぶりになり、食べられるシーンなど気の弱い人は見ていられないのではないだろうか。9月19日公開。

キッチュなリメーク映画を楽しんだり、残酷な映画を見たかったりするのもまた人間の欲望の一つなのだろう。

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