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2009年9月

2009年9月30日 (水)

『ずっとあなたを愛してる』

12月26日の公開されるフランス映画の試写を見た。現在公開中の『幸せはシャンソニア劇場から』もそうだが、最近のフランス映画は良く練られた作りの一般向けのものが増えた。小説家フィリップ・クローデルの第一回監督作品だが、これもその一つだろう。

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2009年9月29日 (火)

銀座のはずれの「ビストロ・マルカッサン」に驚く

友人たちの誘いで、銀座一丁目の「ビストロ・マルカッサン」に行った。銀座といっても昭和通りからさらに中央区役所の方に行ったところで相当行きにくい。5000円のおまかせコースを取ったが、これが実に満足のいくものだった。

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2009年9月28日 (月)

『セラフィーヌ』

来年岩波ホールで公開されるフランス映画『セラフィーヌ』(原題)を見せてもらった。まだ題名も確定していないし、マスコミ試写も始まっていないが、これがなかなかの秀作だった。

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2009年9月27日 (日)

ベネチアのプンタ・デラ・ドガーナ

まだベネチアのネタを引っ張っていると思われるかもしれませんが、これについては書いておきたい。今、ヨーロッパで最も話題の美術館、ベネチアのプンタ・デラ・ドガーナPunta della Doganaのことだ。直訳すれば“税関の先っぽ”。

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2009年9月26日 (土)

3本のシャネル映画

『ココ・アヴァン・シャネル』をようやく映画館で見た。ずいぶん前に『ココ・シャネル』を見て、最近来年公開の『シャネルとストラヴィンスキー』を見たら、もう一つも見たくなった次第。シャネルのファッションはよく知らなくても、この人物は抜群に面白い。

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2009年9月25日 (金)

葉山の『アンリ・リヴィエール展』

思い立って神奈川県立近代美術館・葉山館に『アンリ・リヴィエール展』を見に行った。「思い立って」と書いたのはとにかく遠いからだ。自宅から30分で東京駅。そこから約1時間かけて逗子につき、そこからバスで20分。およそ2時間かけてたどりつく葉山海岸に面した美術館だ。

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2009年9月24日 (木)

オペラシティの展覧会を2つ

初台のオペラシティで展覧会を二つ見た。一つはNTTのICCの「コープ・メンヒルブラウ:回帰する未来」(12月23日まで)、もう一つはオペラシティ・ギャラリーの「鴻池朋子展 インタートラベラー 神話と遊ぶ人」(9月27日まで)だ。

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2009年9月23日 (水)

高城剛の『サバイバル時代の海外旅行術』

一般には沼尻エリカと結婚したことで有名になった高城剛氏の旅行術の本が光文社新書で出ていたので読んだ。「日本の旅行ガイドは使えない」ということがこの本の出発点になっていることに、同感するところ大きかったからだ。

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2009年9月22日 (火)

『シャネル&ストラヴィンスキー』

現在、ココ・シャネルが主人公の映画が2本(『ココ・シャネル』と『ココ・アヴァン・シャネル』)公開中だが、来年正月に公開されるもうひとつのシャネル映画の試写を見た。ツウの間ではこれが一番いいということだったので期待していたが、確かにおもしろい。

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2009年9月21日 (月)

『脳内ニューヨーク』

11月に公開するチャーリー・カウフマンの初監督作品の試写を見た。チャーリー・カウフマンといえば、『マルコヴィッチの穴』や『アダプテーション』の脚本家として有名だが、自らの監督作品はそれらを上回るヘンな映画だった。

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2009年9月20日 (日)

写真美術館で展覧会を3本見る

恵比寿の東京都写真美術館で「稲越功一展」(10月12日まで)、「北島敬三展」(10月18日まで)、「旅 第2部 異郷へ」展(9月23日まで)を立て続けに見た。20世紀後半の日本人写真家たちの写真をまとめて見ることで、その違いがわかっておもしろかった。

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2009年9月19日 (土)

『カムイ外伝』の新聞評

昨日の日経新聞夕刊を読んでいて驚いた。映画評論家の宇田川幸洋氏が、今日から公開の『カムイ外伝』に5点満点でたった2点をつけている。新聞記者やライターの多くが「こりゃー」と困惑したできあがりだったが、ほかの新聞ではおおむね無難にほめている。

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2009年9月18日 (金)

オペラ『オテロ』のゲネプロを見る

クラシックには疎いので、ゲネプロという言葉は知っていても一度も行ったことがなかった。新国立劇場で20日から始まる『オテロ』の演出をするマリオ・マルトーネが知り合いだったのでお誘いがあり、見に行った次第。

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2009年9月17日 (木)

どんどん読める『沈まぬ太陽』

ベネチア滞在中に、自分が行きの飛行機で読んだ『メディアの支配者』全2巻を、友人が持っていた山崎豊子の『沈まぬ太陽』1、2巻と交換した。エール・フランス機の中で日本航空の話を読むのも妙だったが、一気に読んだ。

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2009年9月16日 (水)

『戦慄迷宮3D The Shock Labyrinth』

日本初の3D映画として話題の清水崇監督の新作の試写に午前中から出かけて行った。実は今年になって公開された3Dのアメリカ映画を一本も見ていなかったので、デジタル3D初体験だ。

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2009年9月15日 (火)

ベネチア国際映画祭:その⑤レトロスペクティヴ

国際映画祭というものは、話題の新作を上映する一方で、必ず古い映画の特集上映がある。これがある意味で映画祭の文化度を見せることになる。
今年のベネチアは昨年に続いて「この幻想たち(Ⅱ):再発見されたイタリア映画」と題して40本近くが上映された。

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2009年9月14日 (月)

ベネチア・ビエンナーレの日本館

以前、このブログで日本館がまた受賞できなかったことを書いた。今回ようやく実際のやなぎみわの展示を見て、「これじゃだめだ」と納得した。

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2009年9月13日 (日)

ベネチア国際映画祭:その④受賞結果

ベネチアの帰りにパリに寄ってカフェで昼食をとっていたら、パリに住む日本人の知り合いから声をかけられた。ポンピドー・センターの前の「カフェ・ボーブール」なので知り合いに会うことは珍しくないが、驚いたのは最初の言葉が「ブログ読んでますよー」だったこと。

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2009年9月12日 (土)

現代美術の映像の貧困さについて

90年代後半からの現代美術シーンでスター的存在であるピピロッティ・リストが監督した80分の劇映画「ペパーミント」を見た。ベネチア国際映画祭のホリゾント部門での公式上映だったが、正直言って退屈した。

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2009年9月11日 (金)

グリーナウェイとデヴッド・リンチの美術的才能

ベネチアで見た映画の感想は後ほどゆっくり書くことにして、ベネチアで見たピーター・グリーナウェーとパリで見たデヴィッド・リンチの展覧会について書きたい。

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2009年9月 7日 (月)

ベネチア国際映画祭:その③黒澤シンポ

来年の黒澤明の生誕百年を前に、黒澤シンポジウムが開かれた。『羅生門』で黒澤を世界に知らせたベネチア映画祭としては、来年だとベルリンやカンヌに先を越されてしまうから先にやってしまう、ということだろう。

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2009年9月 6日 (日)

ベネチア国際映画祭:その②マルコ・ミュラーの戦略

今回は記事を書くわけでも作品を選ぶわけでもないのだから1日2本以上は見ないと決めて水着まで持ってきたのに、なぜかもっと見てしまうのが国際映画祭だ。

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2009年9月 5日 (土)

久しぶりのベネチア国際映画祭

たぶん5年ぶりだろう。久しぶりのリド島は相変わらず快適だ。海岸通りや川に面した道を歩くのが快い。しかし映画祭参加者、特にプレスの連中の醜さは何だろう。

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2009年9月 4日 (金)

飛行機で読む『メディアの支配者』

なぜか久しぶりのヴェネツィアへ向かう飛行機で、フジサンケイグループの過去から今日までを描いた本「メディアの支配者」上下(中川一徳)を一気に読んだ。2005年に出た本だが、気になっていたら文庫になった。実はこのフジサンケイというのは四半世紀ほど前に私が留学した時のスポンサーであり、帰国後そのまま就職しかけた会社だった。

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2009年9月 3日 (木)

『オルエットの方へ』

『アデュー・フィリピーヌ』で知られるジャック・ロジエ監督が1969-70年に作った日本未公開作品の初号試写を見た。こんなに早く見たのは、配給会社の人が23年前に私が雑誌『リュミエール』に書いたロジエ論を覚えていて、声をかけてくれたからだ。たぶん活字になった初めての文章だったが、まさか覚えている人がいるとは。

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2009年9月 2日 (水)

『3時10分、決断のとき』

日経新聞で野崎歓氏が、朝日新聞で山根貞男氏が絶賛していたので、長らく見ようと思っていた映画をようやく見た。期待通りの迫力満点の西部劇だった。

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2009年9月 1日 (火)

「Googleブック検索サービス和解」に関するお知らせ届く

昔翻訳を出したことのある出版社から、「当社はGoogleブック検索サービスの和解に応じます」という事務的な手紙が一週間ほど前に私宛に届いていた。意味がわからずに放っておいたが、最近の新聞記事によると、米国では和解が成立しているという。

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