「Googleブック検索サービス和解」に関するお知らせ届く
昔翻訳を出したことのある出版社から、「当社はGoogleブック検索サービスの和解に応じます」という事務的な手紙が一週間ほど前に私宛に届いていた。意味がわからずに放っておいたが、最近の新聞記事によると、米国では和解が成立しているという。
とにかく勝手に700万冊をスキャンしたグーグルはすごい。確かフランスの国立図書館は別途フランス語の本のデータ化を済ませたはずだし、日本の国会図書館も進行中のはずだ。これは公的機関がすべきものだったかもしれない。
朝日の記事によると、日本ペンクラブの有志は反対しているという。
いずれにしても、書籍という文明がデータ化されること自体は悪いことではない。映画を映画館ではなく、DVDで見たりあるいはネットで見たりするようなものだと考えればいい。
文明にはデータ化できるものとできないものがある。美術作品は写真や動画化してもその魅力は伝わらない。本はデータ化しても、ものとしての印刷物のアウラは生き続けるだろう。
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