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2009年10月11日 (日)

カツマーとカヤマー対決

1週間前に出た「アエラ」で勝間和代と香山リカの対談があり、おもしろかった。一言で言うと香山の圧勝だ。

香山は近著に「<勝間和代>をめざさない」という一章を入れて話題になった。勝間を目指すから、それができない人はウツになるというもの。
冒頭からウケをねらって家事が好きという勝間に「ご飯で幸せになるんだったら、別に仕事で成功したり、資産を増やしたりしなくてもいいじゃないですか」とからむ。現代の格差社会においては、精神科医として毎日ウツの患者を見ている香山と、ビジネスの成功者としてそのコツを説き続ける勝間では、最初から勝負はあったようなものだ。しかし勝間はあくまで負けを認めない。あるいは負けに気づかない。これじゃ土俵が違いますね、と言えばすむ話なのに。
勝間はあくまで人間の努力が社会をよくすると信じつづけている、都会育ちの幸運でナイーヴな女性という印象を受ける。しかし彼女の主張はソフトではあってもほぼ奥谷禮子の自己責任論につながっていく気がする。

私の疑問はなぜ勝間がはやるのか、というものだ。出てきた時からうさんくさいというか、大きなお世話という気がしているのだけど。私の知り合いで40過ぎの女性会社社長は、読むと元気が出る、と言っていたけれど。

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