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2009年10月20日 (火)

東京国際映画祭:その3

昨日と今日で4本半見た。新たに見たコンペ作品、はポーランドの『ダーク・ハウス』とコロンビアの『激情』にイタリアの『テン・ウィンターズ』(途中まで)。どれもそこそこ質は高いが地味すぎる。

『ダーク・ハウス』はかつての殺人事件を捜査する話だが、グロテスクなシーンが多いし、再現シーンと捜査シーンを最後まで繰り返しすのがちょっとくどい。
『激情』は人を殺してしまった男が、恋人が女中をする家にこっそり住み話で、演出力はあるがちょっとあり得ない話でシナリオに問題があるように思う。日本人にはラテン的情熱はくどすぎ、ちょっと気味が悪いだろう。
『テン・ウィンターズ』はかわいらしいが他愛のない恋人たちの話で、昨今の作家性の強いイタリア映画を考えると物足りない。いずれにしてもどれも日本公開は無理な作品ばかり。

一方、「ワールド・シネマ」で見たアラン・ギロディ監督の『キング・オブ・エスケープ』はおかしかった。南仏のゲイのオヤジたちの話で、デブ男のまさかの展開に会場は笑いの渦。「アジアの風」で見たキアロスタミの『シーリーン』にも驚いた。映画を見る女性たちの顔を写すだけの映画(1時間半も!)だが、イランの女性は美しいなと思っているうちに、何となくはまってしまう。ジュリエット・ビノッシュがいたのにも驚いた。
こうやってみると、コンペ作品の地味さが際立ってしまう。有名監督はゼロで、スターもいないし。世界中から送られてきたDVDをまじめに選びました、という感じか。

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