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2009年10月 6日 (火)

私はアニメがわからない

アニメに感動したことがない。宮崎アニメも「はあ」という感じだし、「エヴァンゲリヲン」も最新版を見たけどピンとこなかった。で、日仏合作の『よなよなペンギン』(12月23日公開)と米国製の『カールじいさんの空飛ぶ家』(12月5日公開)の試写見た。2本ともフルCGという。やはり感動はしなかったが、かなりおもしろかった。特に『カール』は。

『よなよな』は、ペンギンコートに身を包み夜な夜な街を歩く少女ココの物語だが、彼女の発想や言葉が日本の小学生の女の子みたいでかわいらしい。ゴブラン村とブッカ・ブーの戦いに巻き込まれ、天使ザミーを悪から救う。ゴブリン村のチャーリーやザミーとの3人組に加えて、謎の「じい」や時々出てくる精霊パラケケなどキャラクターも愉快だ。ココの街の神様が七福神というのも笑わせる。たわいないけど楽しかった。

セル画に描きこんだものがベースに感じられる『よなよな』に比べると、『カール』は写真のようにリアルな表現が冴えている。内容も人生そのものを描いたり、アクションがあったりと普通の映画に近づいている。短い時間でカールの少年時代から妻エリーとの出会いと結婚を経て老年期にいたり、妻が死ぬところまでをプロローグとして見せる。頑固ジジイとなったカールは少年ラッセルと出会って、家に風船を付けて飛ばし、夢だった南米の冒険に出かける。そこでのさまざまな出会いが現代社会のカリカチュアのようでもあって妙にリアルに響くのだ。
少年や青年時代を回顧するノスタルジックな場面も良くできているので、『カール』の方は大人にも十分楽しめる。

それにしてもやはりアニメより実写が好きだ。

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