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2009年12月 6日 (日)

平田オリザは期待できるか

昨日の朝日新聞の別刷りbeのトップに平田オリザ氏が載っていた。劇作家以外に「内閣官房参与」という肩書きを持っているらしい。読んでいると自民党時代からかなり政治にかかわっているようだ。

期待できるなと思ったのは、省庁を超えて文化政策を作ろうとい姿勢だ。「観光や国際交流、地域振興が絡み合う文化政策をトータルにとらえる人材や組織をつくることが必要です」と言い、「文化交流は外務省、地域文化は総務省という縦割りでは文化が枯れてしまいます」と続く。もしこの人の意見が通って文化を中心とした省庁再編ができたらいいのだが。
かつて文化庁長官時代の青木保氏に、「国際交流基金と予算の組み替えをしたらどうか」と提案したことがある。青木氏の答えは「省庁を超えた話は文化庁長官レベルでは無理」だった。つまり総理官邸レベルでないと話にならないということだ。平田氏は官邸を動かせるだろうか。

このインタビューの冒頭で、鳩山首相の就任演説に平田氏が手を入れたエピソードがあった。アメリカやフランスではスピーチ・ライターの話は聞くが、日本でもそういう時代になったのだ。だまされないようにしないと。

おかしかったのは、「ウチの劇団員はコンビニなどで働いていると、正社員になれ、とすぐ誘われます。コミュニケーション能力が高いから」。昔は演劇をやっている人は社会に適応できないヘンな人が多かったが、今ではむしろ逆なんですね。

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