« 鏑木清方のノスタルジア | トップページ | 『三池 終わらない炭坑(やま)の物語』に涙する »

2009年12月 9日 (水)

スペイン映画祭に行く

スペイン人の友人に誘われて、新宿バルト9で開催されている「スペイン映画祭2009」に行ってきた。映画祭といっても、8日、9日、10日の3日間で、7本の上映だ。

初日の8日は小さなパーティもあったが、私は間に合わず『第211号監房』を見た。監獄の中の話でバイオレンスのB級だが、なかなか見応えがあった。新米の看守が囚人たちの暴動に巻き込まれるストーリーで、囚人たちの力関係や心理状態がきちんと描かれていた。お客さんも満足していた様子。たぶんシアターNあたりでやってDVDにすれば、そこそこいくのではないか。
実は会場に着いた時、パーティを終えて出てきた配給会社の人に4人ほど会った。誰も『第211号監房』を見ないという。ある人は「監獄ものは日本では難しいから」と言っていた。
前から思っているのだが、配給会社の人は日本の映画祭で映画を見ようとしない。せっかく日本語字幕もあるし、日本の観客の反応もわかるのに。どうも海外まで行って自分たちの手で選んで、購入の交渉をするのが買い付けだと思っているようだ。だからほかの人が選んだものは日本未公開で未見でも国内では見ようとしない。日本の観客に向いた映画をじっくり選ぶよりも、海外に行ったりパーティに出たりする方が好きな人が多いのでは、という気もした。
スペイン映画祭に限らず、東京国際映画祭や東京フィルメックスなども、きちんとチェックする配給会社の人は極めて少ない。

|

« 鏑木清方のノスタルジア | トップページ | 『三池 終わらない炭坑(やま)の物語』に涙する »

映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/537538/46975546

この記事へのトラックバック一覧です: スペイン映画祭に行く:

« 鏑木清方のノスタルジア | トップページ | 『三池 終わらない炭坑(やま)の物語』に涙する »