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2009年12月18日 (金)

何でもできるソダバーグ

スティーヴン・ソダバーグ監督の『インフォーマント!』を見た。ソダバーグは『トラフィック』のような渋い群像劇も撮るし、『オーシャンズ』シリーズのように思い切りメジャーな娯楽作品もあり、そして『チェ』のような歴史ものもきちんと仕上げる。そして今度は企業内告発者を主人公にしたドキュメンタリー・タッチの作品だ。

とにかく主人公のマット・デイモンがいい。誠実そうでありながら、実は自分を守るために嘘をつき始め、取り返しがつかなくなるエリート・サラリーマンを演じている。まともなサラリーマンがほんの少し踏み外すだけで、自分では極めて普通のつもりでありながら、とんでもない世界に足を突っ込む。ちょっとした嘘がどんどん大きくなる。見ていて妙にリアルで、自分にだってありそうな気のする不思議な作りだ。笑いながら見ていていつの間にか笑えなくなる悲喜劇をマット・デイモンが体現している。

「内部告発」は極めて現代的なテーマで、最近は「企業の社会的責任」の流行もあって、企業は内部告発の窓口を外部機関に設けているところもあるくらいだ。しかし日本では内部告発はあまりないだろうなと思う。

始まって1週間後の日曜16:30に恵比寿ガーデンシネマで見たが、ガラガラだった。確かにあまり広告費はかけていない感じだが、それなりに記事は出ていたはずだし、何よりおもしろいと思うのだが。

そういえば昨日はアクセスが800を超えていた。理由の一つは9月に書いた現代美術批判の文章が複数のツィッターで話題になったからのようだ。実を言うと、ツィッターが何かいま一つ理解できていないのだけれど。

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