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2010年3月16日 (火)

新橋の「ビーフン東」のありがたみ

新橋駅近くの古びたビルの2階に「ビーフン東(あずま)」はある。ビーフンとちまきで有名だが、それ以外もどれも庶民的な味でうまい。ねぎを添えた腸詰、本当に辛い大きなトウガラシで味付けした鶏肉のから揚げ、海老団子の揚げものなど、ここに書いているだけでよだれが出てくる。

ビルはたぶん、昭和30年代にできたのだろうか。同じ2階には、歯科医院があったり、広告会社があったりと不思議な組み合わせだ。高度成長期の日本の雰囲気が、あちこちから漂ってくるビルだ。しかし中華の匂いがする歯科医は、やりにくいかもしれない。
夕方になると、お店の中はサラリーマンのグループで賑わっている。夜7時から8時までくらいはほぼ満員だ。席は50席くらい。調理人が4、5人いるので、注文してから出てくるのも早い。紹興酒も安いものから高級品まで揃っている。料理を運ぶ女性たちもみな愛想がよくて気持ちがいい。そんなこんなで何度でも行きたくなる、ありがたい店だ。別に繊細な味でもないし、コートを掛ける場所もないくらい狭苦しい店なのに。

B級グルメと称して、どぎつい味のラーメン屋などをほめて回るのはちょっとどうかと思うが、こういう懐かしい味、昔の日本のいいところを残す店はありがたい。最近こういうストレートな店が少なくなった。

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