« 『ナニカアル』の不穏当さ | トップページ | 『マイレージ、マイライフ』にちょっと感情移入 »

2010年4月 4日 (日)

「私が愛してやまない町、東京」

先日、東京が昔に比べて外国人にずいぶん愛されている、という話をここに書いたが、6月に公開される『モダン・ライフ』のレイモン・ドゥパルドン監督について調べているうちに、彼が東京をいかに好きかという文章にめぐりあった。2008年に出たルイ・ヴィトンの東京ガイドの中に「私が愛してやまない町、東京」という題で書いている。

「最近では、自分の街でも近い将来起こりそうな、新しい現象を間近に見ようと(東京に)やってくる。我々にしてみれば、2016年に起こるはずのことが、すでに今、東京のいたるところで見られるのだから当然だ」
「私は東京が好きだ。いつか暮らしてみたいと思うほど、この街を愛している。それほど愛してやまないのは、ひとつには、ここではアフリカ的な土地感覚を再発見できるからだ。たとえば、食事をするにも、仕事をするにも、決められた時間はない。この街にいると自分がますます自由になっていうのを感じる」
「日本の女性たちはとてもオシャレで、しっかりと自立し、未来を先取りし、影響力を持ち、したいことを出来る自由も持ち合わせている。彼女たちをテーマにした映画があってもおかしくない」

フランス人が日本の方が自由があると言い、日本女性は自立していると言うのはおそらく初めてではないか。
誰か彼に日本女性をめぐる映画を撮らせたらどうだろう。国際交流基金や観光庁は、的外れの日本キャンペーンをするくらいなら、これにお金をだすべきだ。
ドゥパルドンの映画ならカンヌ出品は間違いないし、フランスを始めとした欧州で公開される。アフリカの貧困やイタリアの精神病院、フランスの田舎などを撮ってきたドゥパルドンなら、ドキュメンタリーであれ、フィクションであれ、きっとおもしろい映画を撮るに違いない。

|

« 『ナニカアル』の不穏当さ | トップページ | 『マイレージ、マイライフ』にちょっと感情移入 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/537538/47991957

この記事へのトラックバック一覧です: 「私が愛してやまない町、東京」:

« 『ナニカアル』の不穏当さ | トップページ | 『マイレージ、マイライフ』にちょっと感情移入 »