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2011年1月 1日 (土)

正月の新聞はつまらない

最近はテレビを見ないが、小さい頃、正月のテレビはどれもつまらない、とよく思っていた。今朝、朝日新聞を読みながら正月の新聞は何とつまらないのか、と思った。1面から始まってページを繰っても繰っても、正月のご祝儀のようなわざとらしい記事が並んでいる。そしてあの分厚い別刷りは、エコの時代に何という紙の無駄使いだろうか。

一面トップが「教育 あしたへ」という連載で、「答えは対話の中に」という見出しだが、見出しと写真を見ただけで中身はわかってしまう。
オピニオン面の3人のインタビューは、「ニッポンをバージョンアップ」といテーマだが、橋下徹をはじめとしてこの3人にバージョンアップされたくないような人ばかり。

文化面の安藤忠雄、三宅一生、蜷川幸雄の座談会も、司会も含めたお互いのヨイショ合戦でつまらない。これならむしろこの3人の寄稿を読み比べたかった。

そして社会面の「孤族の国」連載は老人介護の話で、「孤族」からだんだん離れて、朝日得意のヒューマンものになってしまっている。

一番がっかりしたのは、高峰秀子の死亡記事が小さかったことだ。まず、一面にないのがおかしいし、社会面も「弧族」に場所を取られてずいぶん短い。この大女優に対する日本人の思いを理解してないのではないか。昨晩9時くらいにはネットのニュースで出ていたので、十分に書く時間はあったはずだが。

これが気になって、他紙をコンビニに買いに行った。読売は一面に顔写真入りで書き、社会面でもスチール写真を2枚使って朝日より大きな扱い。日経はさすがに社会面だけだが、スペースはやはり朝日より大きく、古賀重樹編集委員が読みごたえのある評伝を載せている。朝日は山根貞男、読売は佐藤忠男各氏の談話を載せているが、これくらい有名な俳優だと、評論家の短い談話より記者の評伝の方が断然おもしろい。

ちなみに読売は一面と社会面は公安資料リーク関係のスクープもの。読んでみるとたいした話ではなかったが、ご祝儀紙面よりはこういう方が新聞らしくていい。
年末に新聞と一緒に3Dメガネが配達された時も感じたが、朝日は相当にずれてきているのではないか。

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