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2011年3月25日 (金)

フランス人に裏切られた

私には外国人の友人が多い。今回も毎日のように励ましのメールが来る。何年も会っていない人からも、どうやってメールのアドレスを調べたのか、突然メールが来た。それは本当に嬉しいのだが、一つ嫌なことがある。日本に住む外国人のかなりが、何も言わずに自分の国に帰ってしまったことだ。

特にフランス人の大半は、大使館員も含めて帰ってしまった。このブログで紹介したように、在日フランス大使館は、早くからフランス人に日本退去か関東以南への移動を勧告し、政府特別機を何台も出して、希望者全員を無料でフランスに帰国させた。まるで内乱が起こった国から、自国民を救い出したかのようだった。このことは、ほとんどニュースで報じられていない。

今週号の『AERA』は「放射能がくる」という見出しを表紙につけて物議をかもしたが、その中に「“放射能疎開”が始まった」という記事があった。その中に今回の原発危機に最も早く反応したのがフランス大使館だったことが書かれている。フランスの動きが活発化してから、ほかも外国も慌てて帰国勧告を出したようだ。やはりフランスが元凶だった。

今や多くの外資系企業は閉鎖したり、関西に拠点を移したりしている。日本政府は、東京は安全だと言い続けているにも関わらず。エール・フランスはパリ―東京間をすべてソウル経由にして、従業員をできるだけ東京に留まらせないようにしている。乗客の不便よりも、従業員の安全を重視した姿勢だ。

フランスは表向きは、日本を支援するなどと言っているが、結局は自国民だけが助かればいいという、究極のエゴイストの国のように、今回思った。長年仕事をしてきた国だけに、裏切られた思いは強い。このことは記憶に留めておきたい。

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