地震の日々
また地震について書く。戦中日記ではないが、こういう異常事態の時の日常が、どういうものだったかを記録しておきたいと思った。私は他人に比べても、記憶力が弱い。例えば阪神大震災の時に自分が何をしていたかは、あまり覚えていない。感動した映画の細部も、一週間たつとかなり忘れてしまう。このブログは文字通り備忘録だ。
テレビは金曜夕方からどこも地震のみになった。これだけ多くのマスコミが車やヘリコプターで現地で騒いだら、救助の邪魔ではないかと思ってしまう。「あっ、あそこに人が歩いています」という間に、そのヘリコプターで助けたらどうだ、と思う。
自宅の近所のスーパーは、異常に混んでいる。みんな買い出しをしているようだ。土曜午後には水とカップ麺が消えた。パン屋に行くと、すべてのパンが売り切れている。ほかのパン屋も回ったが、どこにも何もない。このパニック感は、昔石油危機の時になぜかトイレットペーパーを買いだめした時と、あまり変わっていないと思う。スーパーで米を買いだめしている人はいない。
朝9時頃に地下鉄に乗ると、土曜朝にしてはずいぶん混んでいた。前夜に会社などに泊った人々が、大勢眠そうな様子で乗っていたからだ。ところが池袋には人があまりいなかった。夕方、予定通り自宅で友人を招いて夕食会をしたが、新宿も渋谷もガラガラだったらしい。みんな家でテレビを見ているのだろうか。
今朝の新聞も、ほぼ地震の記事のみ。読書面くらいあってもいいのではないかと思った。マスコミはいつになったら地震以外の報道を始めるのだろうか。
夕方、年上の映画評論家から電話があった。金曜の15:30の『ザ・ファイター』試写を見に行ったら中止になって、その後バスを待ち、家に帰ったのは夜中の2時過ぎだったという。震災地から離れたところでも、今回のできごとは人それぞれに刻印を残す。
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