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2011年4月22日 (金)

1972年の時代が終わった

昨晩遅くタクシーに乗っていたら、私と同世代の運転手から「キャンディーズのスーちゃんが死んだよ」と聞かされた。思わず「何歳?」と聞くと、55歳だと教えてくれた。そして今朝新聞を見て、キャンディーズが1972年に発足したことを知った。

同じ新聞には、もうひとつ72年に始まったものの「終わり」が載っていた。その年に創刊された雑誌『ぴあ』が、もうすぐ休刊になるという。何だか急に、自分の若い頃のすべてが終わったような気になった。

72年はどんな年か。「1972年 できごと」で検索してみると、いろいろ出てくる。衝撃的なのはあさま山荘事件。これで学生運動や革命の幻想がすべて消え去った。
それから佐藤栄作首相辞任の後の、田中角栄内閣発足。日本国中に道路や新幹線を作る「日本列島改造」の始まりだ。
あるいは沖縄返還。グアムで旧日本兵の横井さん発見。上野にパンダが初来日。

何だか本当に、72年は自分の若い頃の風景を形作るすべてが生まれた年のような気がしてきた。そういえば、5月末に公開の映画「マイ・バック・ページ」で、妻夫木クンが演じる沢田=川本三郎が逮捕されて朝日新聞を辞めるのもこの年だ。

72年は革命の終わりと消費社会の始まり。それが今年、地震ともに崩壊した。

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