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2011年5月14日 (土)

教会でお祈りをする

先日、ブラームスを聴きに行ったが、今度は教会でパイプオルガンの演奏を聴いた。先日散歩のついでに入った椿山荘前の聖マリア大聖堂が、予想以上に立派だったので、そのパイプオルガンを聴いてみたいと思った次第。その時に手に取ったたチラシで無料と書かれていたが、まさかお祈りをさせされるとは思わなかった。

教会のコンサートには特に海外で何度も行ったが、それらは有料のちゃんとしたコンサートだった。ところが今回はチラシに「前奏」「間奏」「後奏」と曲目が書かれていたが、「前奏」と「間奏」、そして「間奏」と「後奏」の間は、聖書や祈りの言葉を全員で唱えるというものだった。

唱える言葉は当日配られた紙に書かれていたが、「栄光は父と子と聖霊に」などという言葉を口に出したのは生まれて初めてで、妙に新鮮ではあった。

コンサートはバッハの先駆と言われるブクステフーデが中心で、演奏はフランスのジャン・ピエール・グリヴォー。気の遠くなるほど高い天井に響き渡るオルガンは、通常のコンサートとは全く違って、遥か天上の世界に誘う。昔はキリスト教がこうやって大衆に宗教心を起こさせていたのか、というのがわかった気がした。

教会で宗教音楽のオルガン演奏を聴いて、初めてお祈りまでしてしまったが、いっこうに宗教心が起こる気配はない。やはり、縁なき衆生は度し難し、ということか。

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