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2011年6月 2日 (木)

四半世紀前の写真に息を飲む

先日、学生時代の友人からメールが来た。今度出す本に使うので、1985年のカンヌ国際映画祭の写真がないか、というのだ。その女性は、日本では劇場公開されなかったポール・シュレーダー監督『MISHIMA』のスタッフとしてカンヌ入りしていた。パリにいた私も、何とかプレスパスを手に入れて、カンヌに行った。

まさかあるとは思わなかった。インタビューを受ける『お葬式』の伊丹十三、ポール・シュレーダーをまん中に、緒方拳や沢田研二が並ぶ記者会見、寺山修司遺作の『さらば箱舟』主演の小川眞由美の会見等々。当時はきちんとアルバムに入れていたので、あまり退色もしていない。

そこまでは良かったが、学生時代の写真が山のように出てきて、息を飲んだ。当時の彼女、友人たち、そして自分の写真。これはたまらない。
もっと探したら日記まで出てきた。写真を見ていると本当に楽しそうに見えるのに、日記ではずいぶん苦しそうだ。おおむね、「映画ばかり見ていて、一体自分はどうなるだろうか」というのがメインテーマ。おお恥ずかしい。
結論から言うと、今も自分は映画ばかり見ながら生活ができているので、「どうにかなった」のだが。

日記や写真を見ていると、このまま丸一日でも過ごしそうになったので、とりあえず元に戻した。これはどうしたらいいのだろうか。交通事故にでもあって死んだら、家族に見られてしまう。かといって捨てることもできないし。とりあえず、いつか時間を見つけて整理だけでもしようと思う。

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