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2011年6月10日 (金)

神楽坂のスペイン・バル

最近、スペイン・バル(バー)がどんどん増えている。90年代から固苦しいフランス料理よりも、ラフなイタリア料理が流行り、今世紀になってそれが進んで居酒屋のようなスペイン・バーがもてはやされているようだ。しかし、行ってみると、落胆することが多い。作り置きのスパニッシュオムレツやパエリヤなどたいした料理も出ないのに、意外に高い。

そんなハズレが多いなかで、神楽坂の「エル・プルポ」は大当たりだ。名物の「ウニのプリン」を食べたら、舌がとろける。イカスミのアロッソ(リゾット)は、色も味もどす黒くて濃厚。ここに行くと食べ過ぎてしまう。

そこの姉妹店というのが近くにできたので、行ってみた。「エル・プルポ」(タコの意味)が名前の通り、魚介料理が中心だが、「アサドール・エル・ブエイ」(牛肉のバーベキュー屋の意味)は、肉料理中心の店だ。カジョス(もつと豆の煮込み)のグラタンとか、しんたまとハラミの炭火焼とか、本当の肉料理をガツンと食べたい人にぴったりの店だ。「エル・プルポ」の名物のウニのプリンはここでも食べられる。

神楽坂にはここ以外にスペイン・バルが5、6軒あるが、後の店はだいぶ味が落ちる。
この2店の欠点は、狭くて落ちつかないこと。カウンター中心で、椅子は高く、長居は難しい。4人だと無理で、親しい友人とか恋人とかが、まわりを気にせず語り合うのに向いている。

そういえば、2店とも「2時間半をめどに」と言われる。ゆっくりと落ちついてという人には向かない。私は外食する時は、フランス料理店に4時間いる方が好きだ。

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