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2011年7月

2011年7月31日 (日)

東芝との闘い:後日談

先日、買ったばかりの東芝のパソコンが故障して、電話サポート窓口ともめた話を書いた。買った機械を先方が預かって修理し、その間は代替機を貸すということでとりあえず決着がついたが、昨日そのパソコンが返ってきた。その受け渡しのための電話で、また驚くことがあった。

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2011年7月30日 (土)

「名和晃平展」の演出度の高さ

最近は評判のいい日本の現代美術作家に失望することが多かったが、木場の東京都現代美術館で8月28日まで開催の「名和晃平」展は、久々におもしろかった。とりわけ全体の演出度の高さに目を見張った。

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2011年7月29日 (金)

音楽室のバッハ

新聞を読んでいておもしろいのは、「何だ、そうだったのか」とわかる時だ。もちろん大事件などの背景についてそう思うこともあるが、もっとくだらないことが楽しい。昨日の「朝日」朝刊にあった、音楽室にある世界の音楽家の肖像をめぐる記事はそんな一つだ。

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2011年7月28日 (木)

子供向け映画2本

もともとアニメも漫画もわからない私だが、ちょっと無理して、夏休みの子供向け映画を2本見た。『コクリコ坂から』と『忍たま乱太郎』。ジブリのアニメは子供向けではない、と言われそうだが、私にはそうなのだ。2本ともに予想以上におもしろかったが、いろいろ疑問も残った。

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2011年7月27日 (水)

『さすらいの女神たち』の渋さ

マチュー・アマルリックは、フランスのアート系の映画によく出てくる俳優だと思っていたが、今回その監督作品『さすらいの女神たち』を見て驚いた。昨年のカンヌで最優秀監督賞を取っているのもうなづける、実に渋い演出だ。

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2011年7月26日 (火)

十年ぶりの歯石を取る

先日、住んでいる新宿区の役所から突然「歯科検診のご案内」なるものが届いた。今年中に歯科医に行けば、400円で検査をしてくれるという。区内の歯科医のリストがついていた。歩いて5分以内にいくつも歯科医があるのにあらためて驚いた。

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2011年7月25日 (月)

映画の展覧会は難しい

「映画の展覧会は難しい」というのは私の持論だが、それをあらためて確認するような展覧会を2つ見た。昨日終わった渋谷区立松濤美術館の「カレル・ゼマン展」と東京都現代美術館で10月2日まで開催中の「フレデリック・バック展」。ともに一時代を築いたアニメの巨匠だが、展覧会にするとなかなか難しい。

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2011年7月24日 (日)

鳳凰と獅子のイメージ

気がついたら今日が最終日だが、なかなか渋い展覧会を見たので記しておく。ミッドタウンのサントリー美術館の「不滅のシンボル 鳳凰と獅子」展。鳳凰と獅子という2つのイメージが、日本美術にどう表現されているかをたどった展覧会だ。

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2011年7月23日 (土)

『監督失格』に困惑

先日、『死ね!死ね!シネマ』に困ったという話を書いたが、もっと変な映画が現れた。平野勝之監督の『監督失格』。由美香という名前の自分の愛人を14年間撮った日記のような映画で、その徹底した極私性に圧倒された。

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2011年7月22日 (金)

『ぴあ』最終号に涙する

雑誌『ぴあ』の最終号が発売中だ。これは絶対に買っておいた方がいい。まずすごいのは、1972年の創刊号がまるまる復刻されて付録についていることだ。もちろん私はその頃は地方の小学生なので買ってはいないけれど、長髪でラッパズボンの4人が並ぶ表紙から始まって、すべてが懐かしい。

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2011年7月21日 (木)

「ラ・トルチュ」は今が旬のフランス料理

定期的に食事をする5人組の仲間のうち1人が入院中で、「分科会」と称して4人で集まったのが広尾のフランス料理店「ラ・トルチュ」。汐留の「パーク・ホテル東京」にある「タテル・ヨシノ」は私のお気に入りの店だが、そのセカンド店がこの春にオープンしたというニュースを聞いて、行ってみた。

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2011年7月20日 (水)

『万博と戦後日本』の序文は秀逸

本屋で吉見俊哉著『万博と戦後日本』という講談社学術文庫の新刊があったので手に取ると、中身は同じ著者の『万博幻想』(ちくま新書、2005年)だった。これは持っているから買わなくていいかと思ったが、よく見るとこの文庫版には今年の6月6日に書かれた長文の序文があって、これが秀逸な原発論だ。

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2011年7月19日 (火)

『やがて来る者へ』または視線の映画

イタリア映画『やがて来る者』は、第二次大戦末期のイタリアにおけるドイツの虐殺を描いた映画である。そう書くと「またか」と思われるかもしれない。ロッセリーニの『戦火のかなた』の昔から、最近ではアメリカ映画『セントアンナの奇跡』まで、何度も見たような気がするからだ。

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2011年7月18日 (月)

何十年ぶりに酒をぬく

2晩連続して酒を飲まなかった。前日に大酒を飲んで反省したこともあるが、家人が薬のために飲酒を禁じられたので、付き合ってみた。考えてみたら、ここ何十年も毎晩酒を飲んできた。最初に勤めた職場を辞める頃には毎晩飲んでいた記憶があるので、約二十年ぶりの酒抜きだ。

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2011年7月17日 (日)

『死ね!死ね!シネマ』に頭を抱える

7月23日に公開される篠崎誠監督の新作『死ね!死ね!シネマ』を見て、頭を抱えてしまった。もしこれが大学生の作品なら間違いなく大傑作なのだが、劇場用を何本も撮っている監督がこんなものを作っていいのだろうか。いい歳をして、この幾重にも折り重なった映画愛の自家中毒ぶりは何だろうか。

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2011年7月16日 (土)

『東電帝国 その失敗の本質』に暗くなる

いまや大きな本屋に行くと一番目立つところに「原発本」コーナーがあって、何十冊も平積みになっている。『原発のウソ』に続いて買ったのが、志村嘉一郎著『東電帝国 その失敗の本質』。理由は簡単で、著者とかつて面識があったからだ。

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2011年7月15日 (金)

郡山のパリ祭に行く

例年フランス大使館でやる革命記念日レセプション、つまりパリ祭を郡山でやるというので出かけて行った。最近フランスとは嫌なことが続いたので今年は行かないつもりだったが、震災に連帯して郡山での開催というのにひかれた。ついでに仙台にも行きたい理由もあった。

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2011年7月14日 (木)

『この愛のために撃て』はいい感じのB級映画

8月6日に公開されるフランス映画『この愛のために撃て』を見た。フレッド・カヴァイエという監督の2本目だが、これが何ともいい感じのB級映画だ。まず85分という、今時珍しくなった短さがいい。

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2011年7月13日 (水)

東芝と闘う

もう「闘い」はやめたはずだったが、久しぶりに怒った。相手は東芝。と言っても原発問題ではなくて、買ったばかりのパソコンの話。それが故障して、サポート窓口に電話してから、「闘い」は始まった。

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2011年7月12日 (火)

『幸せパズル』にするすると引き込まれる

とりたてて美人でもない中年の主婦が主人公の映画に、するすると引き込まれてしまった。今秋公開のアルゼンチン映画『幸せパズル』のことだ。脚本とキャストが良ければ、映画は成立するという見本のような映画かもしれない。

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2011年7月11日 (月)

どこか物足りない「ナショナル・ギャラリー展」

「奇跡のコレクション」「これを見ずに印象派は語れない」などと銘打った「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」を、国立新美術館に見に行った。確かにゴッホやセザンヌの傑作はあったが、どこか物足りない。

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2011年7月10日 (日)

ユニクロのプレミアム考

今年のユニクロはいい。特に気に入ったのが、「プレミアム」と名のつく商品だ。最初に買ったのが、2990円が1990円になっていた「プレミアムリネン」と銘打ったシャツ。麻100%でこの値段だと、と心配していたが、これが布地も織りもなかなかのものだ。

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2011年7月 9日 (土)

『フランス映画はどこへ行く』はおもしろい

新聞記者の友人に勧められて読んだ林瑞絵著『フランス映画はどこへ行く』がおもしろかった。現代のフランス映画については少しはくわしいつもりでいたが、どうも核心の産業の部分がわからなくて隔靴掻痒の思いがあった。それがこの本ですべて解決、という感じ。

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2011年7月 8日 (金)

ノートンの中国女性に遠隔操作される

パソコンを買ったので、ウィルス対策のノートンに連絡を取った。前のパソコンに入れていたので、2台目として無料で入れられると思ったからだ。結果として無料だったが、その過程に驚いた。

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2011年7月 7日 (木)

おもしろくて退屈なポランスキー

8月27日公開のロマン・ポランスキーの新作『ゴーストライター』を見た。とにかくポランスキーだからと気合を入れて見たが、最初から息づまるようなショットの連続でおもしろいのに、どこか入り込めなくてちょっと退屈したのも事実だ。

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2011年7月 6日 (水)

池澤夏樹氏の「暴論」に共感

昨日の夕刊各紙のトップは、松本復興相の辞任だった。この人の発言をユーチューブで見たが、確かにひどい。菅首相にとって新たな打撃だ。おもしろかったのは、その日の朝日の夕刊文化面に作家の池澤夏樹氏が菅直人擁護論を書いていたことだ。一見「暴論」のようだが、妙に共感するものがあった。

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2011年7月 5日 (火)

『原発のウソ』に震える

最近は書店に行くと原発関係の本がたくさんあってどれを読んでいいかわからないが、先週の『週刊文春』で小林信彦氏が触れていた小出裕章著『原発のウソ』を買ってみた。読んでいて震えが来るほど衝撃的な内容だ。

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2011年7月 4日 (月)

「新聞の映画評」評:『あぜ道のダンディ』など

評判がいいので『あぜ道のダンディ』を映画館に見に行った。正直に言うとおもしろくはあるが、こちらの期待値が高かっただけに、失望した。この映画のリアリティを欠いたユーモアは、学生映画に近い。もちろん光石研の名演技は学生映画にはないが。

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2011年7月 3日 (日)

もうひとつの北村太郎

数か月前にねじめ正一の小説『荒地の恋』を読んで、いたく心を動かされた。詩人の北村太郎氏の中年以降の愛の放浪を描いたものだが、その不器用な生き方に妙にはまった記憶がある。この間芥川賞を取った朝吹真理子氏が、最近どこかの書評で紹介していたのが『珈琲とエクレアと詩人 スケッチ・北村太郎』。

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2011年7月 2日 (土)

「シネコンは映画を滅ぼすか」という愚問

昨日の「朝日新聞」朝刊のオピニオン面に、「争論 シネコンは映画を滅ぼす」という見出しで、シネコンの是非について2人の論者が語っていた。そもそも何という愚問だろう。たとえば「インターネットは人間関係をゆがめるか」という類の、懐古的なオヤジのつぶやきに近い。

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2011年7月 1日 (金)

パソコンの買い替えに考える

これまで使っていたノートパソコンの調子がおかしくなったので、買い替えた。東芝の前に買ったものとほぼ同じタイプだが、値段は6割で画面は少し大きいが、軽い。何より反応が速いのがいい。

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