« 『恋の罪』の女性たち | トップページ | キスの美しい映画 »

2011年9月18日 (日)

初めて胃カメラを飲む

50歳になって初めて、胃カメラ、つまり消化菅内視鏡撮影をした。先日の人間ドックで、「胃壁不整のため精密検査が必要」と書かれた結果が送られてきたからだ。昔だったら「自覚症状もないし、そんな暇はない」と無視していたが、最近は年もとったし、何よりヒマだ。

これが辛かった。口の中に軽い麻酔をかけるとはいえ、意識が鮮明なところに、口から無理に管を差し込む。二度失敗して、三度目にようやく中に入って、十分ほどぐりぐりやられる。よだれと涙が出て、何とも情けない。

終わった後に、その場で検査技師から「軽い胃炎程度でたいしたことありません」と言われた。その後内科医にも「何もありません」。そして保険で3割の5000円近くを払ったが、不快でしかたがない。朝から食事を抜いて病院のあちこちで待たされて、口から管を入れられて、何もなくて5000円を払う。そもそも人間ドックで「要精密検査」というのは誤診じゃないか、などと思う。

そのことを家人に言うと「何もなくてよかったじゃない」と言われた。健康を保つとは、こんなことを今後我慢し続けることなのか。どうも合点がゆかない。

もともと出かけた某大学病院が古かった。古い病院は、入口もどこも狭苦しく、そこに病人が折り重なるようにたくさんいるから気が滅入る。この三十年近く、病院と言えば見舞いくらいしか行ったことがなく、それがどこも新しい病院だったから、今回の病院がまるで昭和三十年代の風景に見えてくる。

実はあと一回、そのオンボロ病院に行かなければならない。胆のうの精密検査だ。実はこれは3年ほど前に検査して何もなかったので、今度も大丈夫だろう、たぶん。

もし何かで入院する時は、せめて新しい綺麗な病院がいい。最近見舞いに行った病院では築地のガンセンターと聖路加病院が新しかった。どちらも簡単には入れそうもないが。
先日泊まったパリのホテルは、2年前にできたせいか、小さくても極めて快適だった。ホテルと病院は新しいに限る、というのが最近の感想だ。

|

« 『恋の罪』の女性たち | トップページ | キスの美しい映画 »

心と体」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/537538/52760893

この記事へのトラックバック一覧です: 初めて胃カメラを飲む:

« 『恋の罪』の女性たち | トップページ | キスの美しい映画 »