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2011年10月19日 (水)

リモンチェッロに沈む

ベネチア国際映画祭に去年や今年行った仲間が集まって、銀座のベネチア料理店「バラババオ」に行った。ここはタラ料理やポレンタなどベネチア特有の料理を安く出す店で、大いに盛り上がった。問題はその後だ。

4人でプロセッコ(ベネチアのスパークリング)2本に赤2本、十分な量だ。生ハム、手長エビのリングイネ、グリンピースのリゾットなどさんざん食べた後に、魚介の盛り合わせのフリットを頼んだ。ところが出てきたのは、イカのフリット。半分外国人のような女性が、「違う!」と叫ぶと、すぐに引き上げた。私はイカでも良かったのだが。

10分ほどして、「大変お待たせしました」と魚介のフリットが来た。こちらはもう酔っぱらっていたから10分なんて気にならない。その皿を食べ終わる頃に、「今日はご迷惑をかけたので、リモンチェッロをどうぞ」と1リットルくらいの大瓶を持ってきた。

リモンチェッロというのは、ウォッカにレモンの皮の砂糖づけを入れた南イタリアの食後酒だ。甘くて飲みやすいが、35度くらいあるから要注意だ。一杯ずつ飲んでいると、「お好きなだけどうぞ」と言う。それからは大瓶を真ん中に置いて、どんどん飲んだ。結局瓶の2/3は飲んだと思う。会計は飲んでいる途中に済ませたが、もちろんこの分は含まれていない。

そして立とうとすると、ふらりと体が沈む。まっすぐ歩けない。ようやくエレベーターにたどりついたあたりからは記憶が全くない。気がつくと翌朝で、体が重い。その後にみんなから来たメールを見ると、回復に夕方までかかった人もいた。

やはりタダほど怖いものはない。年齢的にもう食べ放題は行かないが、食後酒の飲み放題、レモンチェッロのような飲みやすいものは危ない。アルコール度数にすると、飲んだリモンチェッロはワイン2本分はあっただろう。それにしても酔っ払いの我々に「お好きなだけ」と言った店もずいぶん寛大である。次に行ったら入店を断られるかもしれない。相変わらず反省の毎日が続く。

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