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2011年10月27日 (木)

革命を煽る朝日新聞

もちろん朝日新聞は基本的には反体制だったはずだが、それがだんだん「サヨク」というか、サブカルレベル(=民主党レベル?)になっていて、残念に思っていた。ところが今朝の朝刊の論壇面に高橋源一郎と小熊英二の写真が並んでいるのを見て嬉しくなった。

二人の顔写真とそこに書かれた生年を見れば(その著作を読まなくても)、高橋がテロリストになり損ねたインテルであり、小熊が2周遅れの革命家であることはよくわかる。特に高橋の遠くを見る写真がいい。あるいは小熊の顔は、ヘルメットが実に似合いそうだ(何色の?)。

高橋は山口の祝島原発の反対運動を取り上げながら、ウォール・ストリートの街頭デモを結び付け、「一つの場所に根を張ること」の重要性を説く。小熊は下北沢駅周辺の再開発計画の杜撰さに触れながら、それを戦後の原発を中心とした土建型経済に結び付ける。そして「いまならまだ変えられる」と、そうしたこれまでの流れへの反逆を煽る。いいですねえ。

さらに「朝日」をめくったら、「秋の読書特集」で佐野眞一へのインタビューがあった。ここでも紹介した『津波と原発』をめぐるものだが、佐野の大きな写真は明らかに元革命家の顔だ。

この調子でもっとアナーキーになって欲しいが、一面を読めばそれはありえないことがわかる。

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