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2011年11月19日 (土)

モニカ・ヴィッティはアルツハイマー

フランスの雑誌「Le nouvel Observateur」を読んでいて、モニカ・ヴィッティの大きな写真に目が留まった。見出しは「親愛なるモニカ・ヴィッティ」。前文に、「カンヌ映画祭の総裁ジル・ジャコブによる、80歳を迎えてアルツハイマーを患う、ミケランジェロ・アントニオーニが偏愛した女優を称える手紙」。

最近、『情事』をDVDで見たばかりで、あの大きく横長の目や厚い唇が目に焼き付いていて、80歳でアルツハイマーというのがすぐには理解できなかった。でも当たり前だ。『情事』は1960年、51年前の映画だから。

ジル・ジャコブの手紙は、彼女の演技を称えた後に、もうすぐ天国で会える、という内容で終わる。ミケランジェロ・アントニーニもいるし、「これからは時間はいくらでもある。まだ話したいことはたくさんある」と。

調べてみたら(Wikiはやはり便利)、ジル・ジャコブは1つ上の81歳だ。まだ現役で、カンヌで院政を敷いているのだからすごい。

気になって日本の女優を調べてみたら、山田五十鈴が94歳で健在だ。ずいぶん前から病院にいるはずだ。原節子は91歳だが、少し前に入院しているという噂を聞いた。淡島千景は87歳だが、3年前に私が会って話を聞いた時はずいぶん元気だった。フェルメールの絵について、情熱的に語っていた。

そういえば、フランソワーズ・アルヌールはモニカ・ヴィッティと同じ80歳だが、今年の夏にパリで会った時も元気バリバリで、大きなステーキを平らげていた。

そういえば、身近でも80を越しても元気な方は多い。実は私の母もそうだ。これくらいになると、年齢は関係ないようだ。

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