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2011年12月 3日 (土)

27年ぶりのプラハを歩く

1984年に初めて外国に行ったのはパリだった。その時に、なぜかプラハにも行った。たぶんカフカの小説の影響だったと思う。そして今回27年ぶりに訪れて、その変貌ぶりに驚いた。

まず、町全体が華やいでいる感じが違う。かつてはこんなにお店がなかった。特にレストランが旧市街のあちこちに潜んでいる様子はなかなか独特だ。プラハは石畳の古い街並みがそのまま保存されている。建物もフランスの帝政風からアールデコ調まで、歴史のある建築物がひしめきあっている。これまで役所や住宅だったこうした建物の1階は、レストランやブティックになっても、何となく趣のある感じになる。

目抜き通りは、ルイ・ヴィトンやエルメスやフェラガモが列をなし、パリとほとんど変わらない。27年前には想像できない風景だ。

旧市街を歩いていると、何となく吸い込まれそうな、いい感じのレストランが多い。いざ入ってみると期待ほどのことはないのだけれど。特にチェコ料理ばかり食べたが、じゃがいもときのこのスープ、グーラーシュ、チーズの揚げ物、ソーセージなどだいたい出るものは決まっている。そこそこおいしいけれど、3日間も昼、夜と食べているとちょっと飽きてしまう。値段はビールを2杯くらい飲んでもだいたい1人1500円から2000円だから、日本に比べても半額以下か。ユーロを導入していないからいいのかもしれない。

地元の方に勧められて行った店は、カレル橋のたもとにあったが、列ができるほどの賑わいだった。地元の人々ばかりで、ほとんど食べ物を注文せずに、ひたすらビールを飲んでいる。それも1杯をゆっくり時間をかけて飲んでいた。中年の男4人が集まって飲んでいたりするのは、ちょっと日本的だ。

プラハがパリかベネチアのような観光都市になったのを喜ぶべきか、微妙なところだ。

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