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2011年12月17日 (土)

年末の隠れ家フレンチ

今週は忘年会ばかりだったが、居心地のいい隠れ家のようなフランス料理店に2軒行った。一つは渋谷の「ピニョン」、もう一つは中目黒の「スゥリル」。共に新聞記者や映画関係者(美女ばかり)と一緒だった。

「ピニョン」は、アップリンクの先にあって、駅からは少し遠い。中に入ると、一瞬気が抜けるがくらいシンプルな内装のビストロだ。食べたのは、前菜盛り合わせ(これがパテなどどれも秀逸)、自家製メルゲーズ(アラブ風のちょっと辛い羊肉)、キッシュ・ロレーヌ、鴨のコンフィなど、まさに由緒正しいビストロ定番料理ばかり。どれも丁寧に味付けされている。

ワインも数は少ないが、4000円からあってきちんと選んであるので、どれもうまい。暗めの照明で、仲のいい友人といつまでも話を続けたくなるような、そんな店だった。

「スゥリル」はさらに行きにくい。中目黒駅から6、7分も迷路を通ってたどり着いた。こちらは集まったメンバーが「ピニョン」の仲間たちより少しシニアだったが、お店もそれにふさわしくシック。料理は6000円のコースを頼んだが、前菜のカキを使ったジェリー仕立てが、何とも繊細な味付けだった。ワインもいいものが揃っており、私はまずアルザスのゲブルツトラミネールを選んだが、この少し甘みのある香り豊かなワインがカキに合うか、大論争になった。

主菜の子羊のローストはちょっと平凡だが、手堅い味付け。店に入った瞬間から、突きだしに始まってデザートまで、何とも心地の良いサービスと料理だった。ここのシェフの料理は、相当の高みを目指しているのが感じられた。

どちらも初めてのフランス料理店だったが、この居心地の良さは再訪したいと思う。

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