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2012年1月15日 (日)

HPのない名店

食通の友人が、「本当においしい店はホームページがない」と言う。確かに「有名ではないが知る人ぞ知る店」というのは、HPがない場合が多い。先日行った自由が丘の「ル・ジュジュ」というフランス料理店もその一つ。

お店は自由が丘駅の正面口を出て、右手のガード沿いに歩き、最初の信号を右に曲がってガードをくぐったすぐの建物の3F。いわゆる「ガード下」のような感じの建物だが、お店の中に入ると、優雅な世界が忽然と広がる。昨年12月にできたばかりだという。15席ほどのテーブルとカウンター数席をシェフとサービスの女性二人で仕切る。

シェフは、ミラノのサドレルやパリのルドワイヤンなど仏伊で10年ほど修業して、日本のイタリア料理店やイタリア料理店で料理長を務めたという35歳の実力派だ。料理は5000円(たぶん)のおまかせが中心。7、8品が少量づつ出てくる、懐石風のフランス料理。

イタリア米を使ったリゾットがあったり、地中海風の白身魚のローストがあったり、全体にイタリア風で軽いので、最後まで食べられるが、どれも相当に力のこもった皿が続く。半分火の通ったサーモンやウニとゆで卵を使った前菜など強く印象に残った。料理だけなら、都内のどのフランス料理店にも負けないだろう。

ワインも3000円代から用意してあるのがいい。何とも居心地のいい空間で3時間があっと言う間に過ぎた。この店はもうじき有名になるかもしれないので、客の少ない今のうちに行っておくといいかもしれない。でもこのシェフは有名になっても、HPも作らず小規模なスタイルを変えないで続けそうな気がする。こんな店が自分の家の近くに欲しい。


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