« それでもガレル | トップページ | ボストン美術館の日本美術 »

2012年4月 9日 (月)

ひと味違うスペイン・バル

最近、「スペイン・バル」が流行っている。そんなものはスペインになかったはずだと思って知り合いのスペイン人に聞くと、「スペイン・バルは日本にしかない」という答えが帰ってきた。ならば本場のバルは東京にあるかと聞くと、2つあるという。

そのうちの一つが「Bikini」という店だ。赤坂が本店で、渋谷にカジュアルな店があるという。さっそく渋谷マークシティの4階にある方の「Bikini TAPA」に行ってみた。

井の頭線渋谷駅のビルの中で、何とも落ち着かない立地だ。ところが席に座るとそうでもない。4900円のお任せコースを頼むと、小さな皿が次々に出てくる。どれも気の利いた味ばかり。ホット・サンドイッチ(店名のBikiniはこの料理名らしい)に3種のピンチョス、タラのコロッケ、卵が浮かぶニンニクのスープ、カサゴのシチュー、牛の内臓の煮込み、そして締めはフィデワという細いめんを使ったパエリア。計10種くらい。

ここはスペインのカタロニア料理で、「エル・ブリ」などと同じ潮流のモダンなスタイルだという。調理をしていたのは日本人だったが、料理の監修はジョセップ·バラオナ·ビニェスというスペイン人。彼は90年代に日本に来て、現代的ななスペイン料理を一人で広めたという。「監修」というのはいかにも日本的なやり方だが、それでも食べてみると、日本の「スペイン・バル」との違いに驚くことだろう。

赤坂の本店にも行ってみたい。

付記:同じテーマでWEBRONZAに書いた文章が今日アップされました。後半有料。

|

« それでもガレル | トップページ | ボストン美術館の日本美術 »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/537538/54405565

この記事へのトラックバック一覧です: ひと味違うスペイン・バル:

« それでもガレル | トップページ | ボストン美術館の日本美術 »