« 「戦争が作る女性像」とは | トップページ | 飛行機に向く映画、向かない映画 »

2012年5月 1日 (火)

香港からアフリカへ

急にケープタウンに行くことになり、初めてのキャセイ航空で、香港、ヨハネスブルグを経て行くことにした。これまで長い間欧米ばかり行っていたので、ちょっと新鮮で嬉しい。

香港は、20年以上前に香港映画祭に行くのに啓徳空港を利用して以来だ。その頃はビルすれすれに飛行機が飛ぶのが名物だった。さて今回新しくなった香港空港に行ってみて、ここはアジアの中心だと思った。本当にアジア各国の人々がいる。そしてロンドンやフランクフルトの空港のように巨大だ。ハブ空港というのはこういうものかと思った。東京はいろいろな意味で、もはやかなわない。

香港から13時間かけてヨハネスブルグへ。ここでおもしろい体験をした。乗り換え時間は2時間しかなく、国内便に変わるので、税関を通って荷物を受け取る必要があるので、間に合うかなと心配していた。案の定、飛行機は遅れ、飛行機から出たのは、乗り換え便が出る40分前。

出口にいるキャセイ航空の女性スタッフに聞くと、荷物は自動的に載せるから、とにかく乗り換え便に乗れと言う。まず税関には何百人も並んでいたのを、クルー用の入口を通って一般の列の一番前にたどり着き、飛行機に乗り遅れるからと言って割り込みさせてもらった。そこまで10分。荷物はもちろんまだ出ていない。思い切って言われた通り、荷物を持たずに外に出た。

きょろきょろ国内線を探していると、空港職員の制服を着た男が寄ってきた、「どこ行きか」と聞く。チケットを見せると、「走れば間に合う」と言うので一緒に走り出した。2人で20分ほど走って、南ア航空のカウンターで手続きを済ませたが、彼のおかげでスムーズだった。ところが荷物検査のところで、男は突然「50ドルくれ」と言い出した。あちこちの友人に手伝ってもらったから彼らの分も含んでいるとのこと。私はあんたは職員だろう、と言いたかったが、時間がないので、走ってくれた分として5ユーロだけ渡した。

15分前に飛行機にたどり着き、荷物は着ているか確認すると、来ていないという。今から自分で取りに行って、後の便に乗るしかないと。ええっ。いいかげんなことを言ったキャセイ航空の女性はともかく、南ア航空のカウンターでもそれを確認したのに。たぶん友人の空港職員が「とにかく乗せれば金が取れるから」とでも言ったのだろうか。そんなことを話したら、機長まで出てきて、大笑いで「This is Africa」と言う。彼は近くにいた係員に頼んで、荷物受け取りの場所まで同行させた。機長は「Don't pay to anybody」とも。

結局走ったのは全くの無駄だった。2時間後の便に乗り、ケープタウン到着。日曜午後2時に自宅を出てから、ホテルに着いたのが月曜のほぼ同じ時間。 時差を入れると30時間くらい旅行していたことになる。疲れたけど、こういうトラブルは海外旅行の醍醐味でもある。

|

« 「戦争が作る女性像」とは | トップページ | 飛行機に向く映画、向かない映画 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/537538/54599214

この記事へのトラックバック一覧です: 香港からアフリカへ:

« 「戦争が作る女性像」とは | トップページ | 飛行機に向く映画、向かない映画 »