「失われた20年」の終わりか
昨日のニュースを見ていると、バブル崩壊以降のいろいろな現象がすべて終わった気がした。一番はもちろんオウムの高橋克也の逮捕。それから、97年東電OL事件のゴビンダさん(今はマイナリさん)の帰国、そして消費増税の合意。
高橋克也の逮捕で、95年の地下鉄サリン事件の指名手配犯がすべて捕まった。逮捕自体はもうじきだろうと思っていたが、その顔写真の変容ぶりに驚いた。これは菊池直子の時も同じ。ちなみに夕刊各紙が蒲田署から警視庁に移動する時の写真を載せていたが、「朝日」の写真は「読売」や「毎日」に比べて、格段に鮮明だった。よく見ると自社ではなく時事の写真だったが。
オウム真理教ができたのが87年。バブルの日本に適応できない若者たちが吸い寄せられるように集まった。それが95年に炸裂して、裁判と逃亡の時代が始まった。
ゴビンダさんは、佐野眞一の本を読めば、冤罪というのは明白だ。それがなぜか東電という今やお騒がせ団体になってしまった国営企業と絡んでいたのが、不思議だ。これまた長い15年。
消費増税は、バブル崩壊後の日本が、財政赤字を続けたツケだ。そのうえ、民主党が自公両党と合意というから、小沢の立場がなくなる。非自民の細川政権が93年、新進党が翌年。バブル崩壊後の政党乱立時代から民主党政権に至ったが、もう1回ガラガラポンか。そう言えば、今週の「週刊文春」に載っている、小沢の妻が支持者宛に離婚を告げる手紙はすごい。小沢を罵っている。これは致命的かもしれない。
「失われた」10年とか20年とか言われてきたが、その間に世界はグローバル化し、とんでもない格差社会ができた。若者の半分に定職がないのが実態だ。それから90年代前半には想像もできなかったネット社会が生まれた。仕事がなく、ネットでつながる若者たちはどこへ行くのか。
個人的にはこの20年間仕事ばかりして、今は大学で若者を前にしている。いつの間にか50歳を過ぎてしまった。
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