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2012年6月25日 (月)

ガラガラの『アメイジング・スパイダーマン』

公開2日目に『アメイジング・スパイダーマン』をで見た。一番驚いたのは、有楽町の日劇1で日曜3時の回がガラガラだったことだ。千人を超す劇場に2割くらいしかいなかった。

映画自体は、『(500)日のサマー』のマーク・ウェッブ監督らしく、青春ものの部分が加わった爽やかな作品だった。主人公の両親との関係や学校のドラマが綿密に作られている。

アクションの部分も、主人公が蜘蛛の糸を張りながら摩天楼を駆け巡るシーンなどなかなかよくできていて、見応えがあった。また消防士たちが町中に梯子を伸ばしてスパイダーマンを応援するところも、昔のハリウッド映画みたいで泣かせた。

客層は、全世代にわたっていたが、全体にオシャレじゃない感じだ。若者を中心に盛り上がっている『テルマエ・ロマエ』とは対照的だ。そういえば、『愛と誠』が全く当たっていないという。要は「古くさい」ということなのか。

それにしても「スパイダーマン」のシリーズは、ちょうど10年前の2002年からサム・ライミ監督で3本作られて、いずれも興収70億円を越す大ヒットだったと記憶している。今回は、ゴジラや東京の話題が会話に出てくるし、日本公開版は最後の主題歌を日本語で歌っているにもかかわらず(見ている時は世界中がそうかと思った)、この出だしでは10億円はとても無理だろう。

一方で『スノー・ホワイト』は20億円くらい行くらしいから、これは古くさくないのか。何が当たるかは、やはりわからない。


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