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2012年8月13日 (月)

オリンピックのメダル数を考える

最近、試写会で会った友人に「ブログに映画のことばかり書いていますね」と言われた。夏休みでまとめて映画を見ているからだが、本や美術展と違って映画はすぐ書かないと忘れてしまう。だから見た翌日に書いているので、最近は映画ばかりという次第。そこで今日はオリンピックについて、(見ていないが)書く。

日本のメダルが史上最多という。もらった本人は嬉しかろうが、自分の国のメダルの多さを嬉しがる気持ちは私にはわからない。それはさておき、国別メダル数のリストを見ていて、おもしろいことに気がついた。

金メダル数を基準にした朝刊のリストをじっくり見る。1位が米国、2位が中国で、だいたい国別GDPに近いだろうと思った。ところがそうではない。GDPリストをネットで見ると、ロシアはメダルは4位(金24個)だが、GDPは11位。韓国はメダル5位でGDP15位。ハンガリーはメダル9位(8個)でGDP57位。カザフスタンはメダル12位(7個)でGDP52位。ウクライナはメダル14位(6個)でGDP54位。キューバはメダル15位(5個)でGDP未発表。イランはメダル17位(4個)でGDP未発表。北朝鮮はメダル20位(4個)でGDP未発表。

だいたいわかってきた。資本主義が栄えている国でなかったら、共産圏、元共産圏、あるいは独裁国である。つまり格差や差別の激しい国がメダルをたくさん取っている。中国は、そのすべての要素を備えている。旧共産圏は、東西対立が終わってもメダルを目指すクセが直らないのだろうか。どちらにしても、メダルをめざす国なんてロクなもんじゃない気がしてきた。

じゃあ、GDPが高くてメダルの少ない国はというと、カナダがGDP9位でメダル36位(金1個)。インドGDP10位でメダル55位(0個)。インドネシアGDP18位、メダル63位(0個)。スイスGDP19位、メダル33位(2個)。究極はスェーデンでGDP22位、メダル全くなし。なんとなく住み良さそうな国が並んでいる。本当のところはわからないけど。

オリンピックは21世紀にはふさわしくない気がしてきた。でもこういう発散がないと、勢い余った国は核兵器を飛ばすかもしれないから、抑止力になっているのかもしれないが。

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