またまたパリのビストロについて
帰国してもう2週間になるが、あと1回だけパリのことを書くので、お付き合いを。今回パリは3泊しかしていないが、3日間、昼、夜とパリの友人たちと食事をした。彼らがどんなところに連れて行ったかについて、忘れないうちに書いておく。
パリに住む人々が選んだのは気さくな店ばかり。久しぶりに会ったメリエス家の人々と行ったのは、10区のChez Casimirというビストロ。ブリュターニュ料理を中心に、田舎料理が並ぶ。夜は32ユーロのコースのみで、これには前菜、主菜、チーズ、デザート、カフェまで付いているので、お腹一杯。私は、メリエスの孫娘マドレーヌさん(89歳!)と共にメインにカニのグラタンを頼んだが、軽くて大正解。
ポンピドゥ・センターに勤める友人夫妻が連れて行ってくれたのは、6区のにぎやかなBuci通りにあるAu Chai de l'Abbaye 。ここは単品を頼む完全なビストロだが、友人たちの希望で前菜にハムやサラミの盛り合わせで、メインに私は名物というロール・キャベツを食べた。がっちり肉が入っていたが、柔らかくうまい。こういう気さくな店だと、男同士3人が食べていたり、女2人が食べていたりもする。
高名な映画評論家が昼に連れて行ってくれたのは、6区のLa Ferrandaiseというオーヴェルニュ料理の店。16ユーロのコースで豚肉の煮込み料理がおいしかったが、ここの難点は観光客が多すぎること。実は別のフランス人に連れられて以前夜に行った時もそうだった。
往年の大女優は、Le Luxembourgというリュクサンブール公園の前の大きなカフェに連れて行ってくれた。彼女がよく知っている店で、 私はメインにタルタル・ステーキを食べた。パリに行くと一度は食べたい。
パリに住む日本人と昼食を取ったのは、オペラ座付近のLe Royal Opera。何の変哲もない観光地のカフェだが、日本語のメニューもあり、私の食べたアンドゥイエット(大きな腸詰)は、正統派でうまい。
着いた直後の昼食に一人で行ったのは、これもリュクサンブール公園近くのAu pere Louisというワインバー。昼は普通に単品料理を出していて、私はサーロインステーキを取ったが、グラスで飲んだ南仏のワインとの相性が抜群。
こんなに食べたので帰国したら2キロ増えていたが、1週間で元に戻っていた。私にはたまにこういう日々が必要かもしれない。
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