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2012年10月

2012年10月31日 (水)

普通のフランス映画の公開が続く

最近、凡庸な普通のフランス映画がどんどん公開される。現在ヒット中の『最強のふたり』がそうだし、11月3日公開の『みんなで一緒に暮らしたら』もそうだ。12月22日公開の『シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ』もそんな1本。

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2012年10月30日 (火)

憂鬱な読書『戦後史の正体』

『隣の闇社会』に続いて、またまた憂鬱になる本を読んだ。孫崎享『戦後史の正体1945-2012』。著者の孫崎氏は、元外務省の国際情報局長や防衛大教授を歴任し、最近立て続けに本を出している話題の人だ。

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2012年10月29日 (月)

それでも東京国際映画祭を見捨てない:その(10)

ずいぶん久しぶりにクロージング・セレモニーに参加した。その前は、ヴェンダースの 『夢の涯てまでも』がクロージングで上映された時だから、1991年のことだ。山形国際ドキュメンタリー映画祭の審査員長として来日したジャン・ドゥーシェ氏を連れて行った。

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2012年10月28日 (日)

それでも東京国際映画祭を見捨てない:その(9)

金曜の夜に遅く帰って「さて明日の六本木は」とプレス上映表を見たら、何もない。プレス上映は金曜までだったことを忘れていた。そこで一般上映からまだ買える映画を探したら、ワールドシネマ部門の『闇の後の光』が残っていたので、さっそく買った。

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2012年10月27日 (土)

それでも東京国際映画祭を見捨てない:その(8)

昨日も授業と夜会の合間に、六本木で1本見た。「ワールド・シネマ」部門のマルコ・ベロッキオ新作『眠れる美女』。今年のベネチアのコンペ作品だが、ベネチアを出発する日の上映だったので見逃していた。

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2012年10月26日 (金)

それでも東京国際映画祭を見捨てない:その(7)

そもそも、今週は東京国際ということを忘れて、飲み会を3つも入れていた。授業と宴会の間に走り回って六本木に通う。昨日はようやく1本、「ワールド・シネマ」の『レイモン・ドゥパルドンのフランス日記』を見た。

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2012年10月25日 (木)

それでも東京国際映画祭を見捨てない:その(6)

東京国際映画祭も終盤になってくると、見るだけでも疲れてくる。映画祭の個々の作品のレビューを書くわけでも、映画を買い付けるわけでもないのに、何で無理して見ているのかと自問自答しながらの六本木通い。昨日も2本見た。

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2012年10月24日 (水)

それでも東京国際映画祭を見捨てない:その(5)

会期も半ばになると、例年通り関係者の文句がたまってくる。関係者の居場所がない、コンペのプレス上映を同じ時間帯に2本やるのはおかしい、プレス上映の前に記者会見をやるのはどうか、等々。私は昨日も3本を見た。

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2012年10月23日 (火)

それでも東京国際映画祭を見捨てない:その(4)

昨日は2本を見た。その前に講義系の授業を2コマやった後なので、やはり疲れた。見たのはプレス上映のコンペ『ニーナ』とワールド・シネマの『リアリティ』。偶然、2本ともイタリア映画だった。

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2012年10月22日 (月)

それでも東京国際映画祭を見捨てない:その(3)

昨日は4本も見た。一般上映でコンペの『ハンナ・アーレント』、プレス上映で「アジアの風」の『ゴールデン・スランバーズ』、プレス上映でワールド・シネマの『木曜から日曜まで』、一般上映で「日本映画・ある視点」の『何かが壁を越えてくる』。ああ疲れた。

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2012年10月21日 (日)

それでも東京国際映画祭を見捨てない:その(2)

昨日、東京国際映画祭のオープニングに行った。退屈なセレモニーが1時間半、同じくらい間のびした映画『シルク・ドゥ・ソレイユ』が1時間半、我ながら辛抱強くなったと思う。

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2012年10月20日 (土)

「はあー?」への怒り

「読売新聞」金曜夕刊の斎藤美奈子による「名作うしろ読み」がおもしろい、と先日ここに書いたが、実は同じ面の「いやはや語辞典」も、「その通り!」と声を挙げたくなる時がある。昨日は作家の井上荒野氏による「はあー?」。

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2012年10月19日 (金)

居心地のいいビストロ「ブノワ」

何とも居心地のいいビストロ「ブノワ」に行った。青学の前のビルの12階、ガラス張りで夜景がきれいに見える。室内はそれなりにお金がかかっていて、ビストロの割には高級感が漂う。

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2012年10月18日 (木)

憂鬱な読書『となりの闇社会』

最近読んだ本で、憂鬱な気分になったのが、一橋文哉著の新書『となりの闇社会』。私はどうもヤクザとか暴力団に妙に興味があって(そういえば父親もそうだった)、その関係の本が好きだ。これは暴力排除条例以降、ヤクザがどう変わったかを書いた本。

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2012年10月17日 (水)

「観光映画」はおもしろい:(1)『カラカラ』

「観光映画」というと、ベネチアでキャサリーン・ヘップバーンが出る『旅情』(1955)などを思い出し、何となくバカにされがちだが、実は私はこのジャンルが好きだ。そこに描かれる外国から見たキッチュなイメージが何とも興味深い。来年1月19日公開のクロード・ガニオンの『カラカラ』を見てそんなことを考えた。

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2012年10月16日 (火)

日本人は「残酷」か

四半世紀ぶりに見たセシル・B・デミルの『チート』(1915)が予想以上におもしろかった。かつて見た時は、同時期のグリフィスに比べて平板な気がしたが、今回見直して、明暗のくっきりした画面と照明の効果、そして何より現代的な「金と女」のテーマに息を飲んだ。

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2012年10月15日 (月)

『サスペンス映画史』に脱帽

映画関係の本で最近感心したというか脱帽だと思ったのが、三浦哲哉著の『サスペンス映画史』。最近は映画史研究で優秀な若手が続々出ているとは思っていたが、この本は抜きんでている。著者は今年36歳。

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2012年10月14日 (日)

専攻すべきでない学部ワースト10

何気なくネットを見ていたら、ちょっとおもしろい文章に当たった。米『フォーブズ』誌が、現在専攻すべきでない学部ワースト10を載せたというものだ。それによると、1位は人類学/考古学で、2位が何と映画/テレビ/写真。

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2012年10月13日 (土)

サイバラの『生きる悪知恵』に大笑い

最近、一番笑った本が、西原理恵子の新書『生きる悪知恵』。オビに「正直者よりウソつきになれ」と大きく書かれている。甘えた質問者を罵倒しながらも、妙にリアルで実は役に立つ答えを返すのがいい。

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2012年10月12日 (金)

エール・フランス60年

エール・フランスの機内誌「ボン・ヴォヤージュ」は、昔一度だけ文章を書いて以来、今も定期的に送られてくる。その最新号が、日本就航60周年記念号でなかなかおもしろい。いろいろ昔のことを思い出した。

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2012年10月11日 (木)

ホン・サンスは日本で受けないか

韓国のホン・サンス監督といえば、国際映画祭の常連だ。作る映画は毎回カンヌやベルリンに出るし、仏『カイエ・デュ・シネマ』誌の最新号(10月)では、何と表紙が彼の顔のデッサンで、約40ページにわたる巻頭特集が組まれている。これは今年のカンヌに出たイザベル・ユペール主演の新作公開にあわせたものだが、それにしても。

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2012年10月10日 (水)

『ジャパン イン ア デイ』に考える

11月3日公開の『JAPAN IN A DAY ジャパン イン ア デイ』を見て、いろいろなことを考えた。これはリドリー・スコットが製作総指揮で、『ライフ イン ア デイ 地球上のある一日の物語』(2011)と同じように、ある一日に撮った映像を一般に募集して、集まった8000本を編集して作られた映画だ。

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2012年10月 9日 (火)

4000年は無理がある

またまた「〇〇美術館展」を見た。東京都美術館の「メトロポリタン美術館展」で、副題は「大地、海、空―4000年の美への旅」。前に国立西洋美術館で開かれていた「ベルリン国立美術館展」は「学べるヨーロッパ美術の400年」だったが、今度はその十倍だ。

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2012年10月 8日 (月)

26年ぶりの電気釜

たぶん26年ぶりに電気釜(世間では「炊飯器」)を買い替えた。持っていたのは例の昔ながらの円形タイプで、炊飯と保温しかボタンがなかった。壊れてはいなかったが、知り合いの家に食事に招かれると、ご飯がウチよりうまい、と思うことが多かったので、とうとう買うことにした。

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2012年10月 7日 (日)

新聞は大丈夫か:中日新聞

大学の研究室にいると、知らない人から突然電話がかかってくることがある。一番多いのはテレビの制作会社で、クイズ番組を企画中だが、簡単に説明してくれないかという類の電話だ。「映画はいつカラーになったか」とか。

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2012年10月 6日 (土)

今頃読む『華氏451度』

私は、金曜の夕刊はいくつもの新聞を買う習慣がある。理由は簡単で、各紙の映画評を読み比べるためだ。そこで映画以外で必ず読むのが、「読売」の3面に載っている斉藤美奈子氏の「名作うしろ読み」。

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2012年10月 5日 (金)

天井画まで持ってきていいのか

六本木の国立新美術館で始まったばかりの「リヒテンシュタイン」展を見て驚いた。始めの方の一室で、天井画が展示されていたからだ。天井画というのは、本来教会や宮殿などの天井に組み込まれた絵だ。

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2012年10月 4日 (木)

久々のドイツ映画の傑作『東ベルリンから来た女』

最近フランス映画のことばかり書いているが、最近のドイツ映画も実は優れた監督が何人かいる。とりわけ『素粒子』『アグネスと彼の兄弟』のオスカー・レーラーと並ぶ“ベルリン派”の代表格、クリスティアン・ペッツォルトは抜きんでている。

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2012年10月 3日 (水)

『ファースト・ポジション』に不覚の涙

ドキュメンタリーは、フレデリック・ワイズマンのような天才でなくても、抜群に興味深い対象を丹念に追いかければ、相当おもしろいものになる。『ミリキタニの猫』や『ハーブ&ドロシー』がそうだった。

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2012年10月 2日 (火)

ヒューレット・パッカードの反エコ商法

3年半前に買ったヒューレット・パッカード(HP)のプリンターが、突然動かなくなった。中を見てみると、インクの部分が何かに引っかかっているようだ。取りあえずHPのホームページを見て、相談窓口に電話した。

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2012年10月 1日 (月)

シャルダン初個展の意味

ジャン=シメオン・シャルダンの日本での初めての大きな個展を、丸の内の三菱一号館美術館で見た。シャルダンという画家は、フランスの18世紀の巨匠の一人として名前は出てくるが、どんな画家かよくわかっていなかった。

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