26年ぶりの電気釜
たぶん26年ぶりに電気釜(世間では「炊飯器」)を買い替えた。持っていたのは例の昔ながらの円形タイプで、炊飯と保温しかボタンがなかった。壊れてはいなかったが、知り合いの家に食事に招かれると、ご飯がウチよりうまい、と思うことが多かったので、とうとう買うことにした。
私は海外に行ったり、外食が多かったりすることが多いこともあって(それをここに書くし)、ずいぶん贅沢な暮らしをしているように思われがちだ。だがそれは間違い。私は電気製品でも服でも、一度買ったら壊れるまで使い続ける。
例えば掃除機は25年くらい使っていて、今年買い替えた。これはさすがに半分壊れて、あまり吸い込まなくなったからだ。
水泳パンツとスポーツシューズは31年間使っている。これらは途中15年ほど使っていなかったが、スポーツクラブに通い出してから、毎週末に使う。なぜか水泳帽は5年の一度くらいなくすけど。
もっと古いのは電気ストーブ。これはたぶん35年間使っている。机の下に置くのに手頃な大きさで、冬には手放せない。シャープ製だが、傾くと自動で止まる装置もついていて便利。これは本当に50年くらい使いそうだ。
あとはネクタイが300本ほどある。大学の卒業式につけたものなど何とも懐かしい。意外とそれぞれの買った場所やもらった人、あるいはつけていた時期など記憶している。
で、買った電気釜はどうだったかというと、それはすばらしい炊き上がりだった。一粒一粒がくっつかず、香りも食感もいい。たかがご飯を炊くのに「しゃっきり」「ややしゃっきり」「もちもち」「ややもちもち」などから選ぶのが大変だが、これから全部試してみたいとまじめに思う。
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