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2012年11月10日 (土)

たまには政治の話を

ここにはあまり政治の話は書かない。よく知らないことを、メディアや誰かが言ったことに影響されて書きそうだから。その点、映画や美術や本の話なら、その心配は少ない。ついでに言うと、大学の話や女性の話もあまり書かないが、これは別の理由。

そんな私にも、オバマ大統領再選のニュースは嬉しかった。ロムニー候補と間で巨額を投じた罵り合いがあったという話だが、そんなことよりも、オバマの支持基盤を知るだけで、勝ってよかったと思った。

「朝日」が報じたCNNの調査によれば、オバマを支持する白人は40%に対して、ロムニーは58%。アフリカ系はオバマ93%、ロムニー6%。ヒスパニックだとオバマ70%。さらに男性全体でオバマ45%、ロムニー52%、女性はオバマ55%、ロムニー43%。年齢別では18歳から29歳まではオバマ60%、65歳以上はロムニー55%。

簡単に言うと、オバマは非白人、女性、若者に支持されている。つまり金のないマイノリティがオバマを支えているわけだ。彼が再選されたことが世界に及ぼす影響は、限りないだろう。つまり、資本主義の金持ちが支配する世界に反対する人々が支えているわけで、これはすばらしい。そういえば彼は、「核のない世界を目指す」とも言っていたが、これはどうなったのかな。

日本では、どうも年末か来年頭には自民党が第一党に戻りそうだ。まさか、安倍がまた首相になるのだろうか。そういえば、数日前の「読売」で、仏「ルモンド」紙の社説が日本の危機を論じていたことが紹介されていた。以下コピペ。

「社説は、日本の自動車、電子機器産業が世界進出した1970年代と比較し、「最近の日本は沈滞したニュースばかり」と指摘。電機大手シャープやパナソニックが業績予想を大幅に下方修正したことや、尖閣諸島を巡る日中関係の悪化で、中国での日本車の販売が減少したことを列挙した。
その上で、「経済の停滞、高齢化、技術革新の能力衰退だけでなく、政治が果てしなく弱体化している。日本政治は国難に直面し、どんどんマヒしているようだ」と評価。中国が台頭するいま、日本は新たなモデルを見いだす必要があると論じた。」

原文をネットで見てみたら、最後の一番大事なフレーズが翻訳されていない。「自らに閉じこもり、国家主義の誘惑に負けることなく」という部分だ。安倍を始めとする自民党は、まさにこの危ない方に向かっている気がする。つまり、外国人を追い出し、中韓に喧嘩を売って、国民を煽る。オバマと反対方向か。

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