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2013年4月 5日 (金)

LINEをやってみた

フランスの週刊誌「ヌーヴェル・オブセルヴァトゥール」最新号を読んでいたら、LINEのことが書かれていた。見出しは「フェイスブックを殺しかねないアプリ」で、サブは「アジアの新しいソーシャル・ネットワークが、カリフォルニアの巨人を脅かしに来た」。

それによれば、「13歳から24歳までの層は、写真ならインスタグラム、考えるにはツイッター、面白い映像はタンブラーに向かっている。それだけではなく、アジアから来たアプリが記録を伸ばしている」として、利用者が3億人を超えた中国の微信WeChatと、1億2千万人を超えた日本のLINEが紹介されている。

微信というのは、声も送れるらしい。それなら電話したらいいのにと思うが。とりあえず、日本のLINEをやってみた。たまたま友人から「トーク」の誘いがあったからだ。「トーク」とはメールのことだが、これが意外におもしろい。

数日やった印象では、新しいのは3つ。一つはスタンプを送れること。絵文字をさらに大きくしたスタンプが何百もあって、自分の気持ちや状態や天気などを表わす絵柄を送ることができる。これらは無料だが、1セット170円で購入すれば好きなアニメのキャラクターなども使える。

これが数秒おきにどんどん送られてくると、まるでマンガをめくって読んでいるよう。喜怒哀楽を微妙に表すイラストに笑ってしまう。写真も送れるがスタンプの方が楽しい。

もう一つは、自分が送ったメッセージやスタンプを相手が読むと「既読」マークがすぐにつく。これで、「あいつは読んだのに返事をしてこない」というのがばれる。だから何か送らざるをえない。

確かにフェイスブックやツイッターの社交性というか、みんなにむかって一言ではなく、あくまで友人と楽しむにはいい。メールよりも簡単に送れるし、さらにくだけた感じ。大学生同士なら止まらないだろうし、恋人同士なら思いが加速するような気がする。

さらに、無料電話ができるのもいい。実際にやってみたが、音はあまりよくないが、若い人なら気にしないだろう。

こんなものがどんどん開発されている現在は、やはり音と映像をめぐる環境の激変期というべきだろう。携帯電話とインターネットとデジタル技術が変えてゆく20世紀末から21世紀初頭は、ちょうど19世紀末から20世紀初頭にかけて電話やラジオや映画や飛行機や自動車が普及した頃に匹敵するメディア革命期ではないか。

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