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2013年11月29日 (金)

冬の北イタリア料理:その(3)

冬になると、北イタリアのトリノやシエナなどで食べた白トリュフを思い出す。パスタやリゾットに目の前で削ってもらい、あたりにパッと匂いが広がる瞬間。日本のレストランでは黒トリュフは見かけるが、白トリュフ料理はあまりない。

本格的な白トリュフ料理が食べられるというので、渋谷の松濤美術館横の「オステリア・アッサイ」に行った。10人も入れば一杯のような小さな店で、シェフが1人で給仕までやっている。

5人だとコースにして欲しいというので、目玉の白トリュフリゾット半熟卵乗せを含むようにお願いしておいた。最初にモツァレッラ・チーズとトマトが出てきたが、どちらも味がくっきりしてうまい。次は2つ目の前菜で手長海老のローストとジャガイモ。

そしてトリュフのリゾットが出てくると、その匂いに歓声が上がる。固めのコメの食感と半熟卵の組み合わせもいい。食べてしまうのが惜しいとはこのこと。次のズワイガニ入りの自家製ニョッキもおいしくてするりと食べる。

メインは牛肉炭火焼きで、焦げ目がつきながら中は柔らかい。それからデザートに珈琲に食後酒。ワインも4本飲んだが、いいものが3000円台からあって良心的。

ところが混乱はその後に起こった。シェフは、涼しい顔でクレジットカードは使えませんと言う。どうにかなったが、それは予約の時に言うべきだろうと、店を出た後でぶつぶつ言う者も。

確かに誠実な飾り気のないシェフは好感が持てるが、コートを置く場所がなくて椅子の背もたれに置くのも、この値段では厳しいかなと思う。そしてカードが使えない。あくまでシェフが1人で我が道を行く感じの店なので、好みが分かれる店かもしれないが、本物の北イタリア料理が味わえるのは間違いない。

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