« 小津没後50年:その(2) | トップページ | デパートの誘惑 »

2013年11月21日 (木)

冬の北イタリア料理:その(2)

学生時代からの友人が、私と同じように会社を辞めて大学の教師になるというので行ったのが、「神楽坂ヴェーリ」。ワイン好きの友人なので、ソムリエの馬場正人氏がオーナーのこの店にした。

馬場氏はかつて神楽坂の別の店でソムリエをやっていた頃から知っているが、いなくなったと思ったらイタリアで6年間修業していたらしく、昨年2月にオーナー・ソムリエとして「エノテカ・ラウラ」を開いた。

ところが今年の6月に移転する際に家主ともめて、店名と電話番号をそのまま置いてゆくという憂き目に。従ってかつての場所(赤城神社横)の「エノテカ・ラウラ」は全く別の店なので注意。

移転しても、5250円のコースは変わらない。前菜は、前に行った時に野菜のテリーヌがおいしかったので私はサンマと石川芋のテリーヌを取ったが、ちょっと異色の組み合わせがどこか和風で悪くない。友人の戻りカツオのカルパッチョとナスのマリネは、カツオが立派だった。

パスタは、私がキノコのタリオリーニのトリュフのせ。北イタリアと同じく目の前でトリュフを削いで乗せてくれると、香りがあたりに広がる。友人は渡り蟹のリングイネのトマトソース。共に自家製の生パスタで、こってりした味にぴったり。

ここまでは、ソムリエの選ぶ4種の白ワインをグラスでもらった。カヴェルネ・ソーヴィニョンやリースリング、シャルドネなどフランスの種が多かったが、いずれも北イタリア産。だんだんと濃厚になるように、組み話わせてある。

メインは2人ともボリート・ミスト。北イタリア名物のおでんのようなもので、牛肉、豚肉、サルシッチャ(ソーセージ)に野菜を煮たものを4種のソースで食べる。これが軽いようで、お腹にずしんとくる。ワインは思い切ってバローロを1本。澄んだ色と味だが、さすがに北イタリアの銘醸ワインだけあって、しっかりとした味で料理に合う。

ワインが余っていたのでチーズまで取って、デザートに。年がいもなく食べ過ぎたとお互いに言いながら、別れた。

|

« 小津没後50年:その(2) | トップページ | デパートの誘惑 »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/537538/58615449

この記事へのトラックバック一覧です: 冬の北イタリア料理:その(2):

« 小津没後50年:その(2) | トップページ | デパートの誘惑 »