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2013年12月18日 (水)

今年の映画ベストは

この時期になると、映画ベスト10などの今年の回顧が新聞で始まる。私が書いているWEBRONZAでもやっていて、ここはベスト5を選ぶ。私の美術ベスト5は既に昨日アップされた。

これは後半有料になるので、あえて最初にベスト5のリストを付けた。なぜ選んだかよりも、やはり何を選んだかを知って欲しいから。

編集部からの依頼は実は美術だけで、後は余裕があれば映画とグルメをやって欲しいとのこと。さすがに映画は専門なので書こうと思っているが、これが難しい。

まず、美術よりも映画の方が圧倒的に見ている。美術展は年間30本くらい見るが、映画はスクリーンで200本(映画祭や試写も含む)は見るので、選択は難しい。

それ以上に本質的に美術展は安易な企画が見破りやすい。「○○美術館展」のように海外にマスコミが大金を払って持ってくる展覧会がいまだに多いし、学芸員の思いつき程度の展覧会も自分も昔展覧会を作っていたのですぐにわかる。結局、水準以上の展覧会は年に10本くらいしかないので、それから5本を選ぶのは趣味の問題になる。

ところが映画は違う。安易な企画では映画は製作されないし、外国映画なら買い付けられない。つまり公開されるまでに多くの人々の目にさらされているから、映画館にかかる映画はどれもどこかいいところがある。

そのうえ、製作費は映画によって桁違いだ。数百万円から何十億まであって、それを同じまな板に乗せるのだから、所詮無理がある。あえて自分の観点を明確にしないと、とても選べない。

今年の私の1位は『かぐや姫の物語』だ。これは既に1本でWEBRONZAに細かく書いた。しかし、その後が決まらない。とりあえず候補を並べてみた。

邦画だと、『凶悪』『舟を編む』『恋の渦』『立候補』『横道世之介』『さよなら渓谷』『風立ちぬ』『そして父になる』『ペコロスの母に会いに行く』

洋画では、『私はロランス』『3人のアンヌ』『ザ・マスター』『グランド・マスター』『イノセント・ガーデン』『ペーパーボーイ』『ハンナ・アーレント』『ホーリー・モーターズ』『熱波』『女っ気なし』『東ベルリンから来た女』

ううん、選べない。思い切って泣いた順にしようかとも考えている。

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