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2013年12月13日 (金)

『印税で1億円稼ぐ』に笑うも

本屋に山と並んでいるビジネス本やハウツー本は、基本的に読まない。ところが友人から「騙されたと思って」と渡された『印税で1億円稼ぐ』は、存外おもしろかった。1時間もあれば読めるスカスカの本だけど。

本書は著者にとって78冊目の本らしい。もとは損保会社を経て、経営コンサルティング会社勤務後、独立。同じ出版社から出した本の広告が載っていたが、『30代で逆転する人、失速する人』とか『あの人と一緒にいられる時間はもうそんなに長くない』とか。売れるが内容のない本の典型に見える。

この本は、そんなベストセラーの著者が売れる本を書くコツを披露した、というウリだろう。中身はいわゆる格言集のようなものが見開きで並んで、その解説がある。これが妙にリアルでいい。

「はじめに、プロフィールありき:名前が知られていない著者にとっては、プロフィールこそ命だと考えて間違いない。…換言すれば、魅力的なプロフィールを書ける人生を歩むことだ」

「売れなくてもいいから、いい本を書きたいは、戯言:売れる本が、いい本だ。売れて、ナンボなのだ」

「つべこべ言わず、まずは自力で原稿を書き上げてしまう:本を出したいのに、原稿をまだ一度も書いたことがないこと自体、本気ではない証拠だ」

「ブログを毎日綴っておいてよかった:編集者の中には、ブログで著者の文章力や魅力をチェックしている人も多い」→確かに私もブログから原稿を依頼されたことが何度かあるけど。

ここまでが第1章「はじめの1冊」で、これから第2章「処女作は何が何でも増刷を」第3章「10万部セラーを叩き出す」へ続く。

考えてみたら、私は翻訳や共著を除くと、1人で書いた本はない。会社員生活が長くて暇がなかったという言い訳はあるが、この数年のうちに書かねばと思っている。だからブログを書いている場合ではないが、この本でもブログは推奨されていたので、少し安心した。それにしても道は遠い。

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