病気と夢と
昨日インフルエンザと診断されて以来、家に籠っている。日の当たる暖かい部屋で、ソファに座って寝たり起きたり。体がだるいと本も読めない。せいぜい「通販生活」のカタログを見ている。
いろいろな方にメールや電話やLINE(やってます!)で、火曜まで休むことを伝えたが、その返事に「これであなたも病人の気持ちが少しはわかるでしょう」というのがあった。
考えててみると、私は人間ドック以外何十年も病院に行っていない。最後は大学1年生で、高校の時からほぼ2年近く肝炎で入院していた。その後医者の言いつけを守って、高たんぱく、低カロリー、野菜たくさんの食事を自分で作るようになったせいか、風邪もひかない。
食欲はいつも旺盛で、怪我もしない。これで酒さえ飲まなかったら、100歳まで生きる気がする。だから、かつては同僚が今は学生が、「風邪で休む」というと、正直なところ「気合が入っていないからだ」と思った。さすがにそれでは柔道の先生みたいなので、「健康管理も仕事のうちだから、今後気をつけましょう」くらいにしておいたが。
ところが病気で倒れると、何もできない。人前に出られないのだから、どうしようもない。これから少しは優しくなれるだろうか。最近は学生も、うつやパニック障害の診断書を持ってくるし。
今朝方見た夢の一つに、70代の高名な映画評論家がフィルムセンターの隣りのビルの階段で倒れていたのに出くわすというのがあった。よく存じ上げている方なので動転して、アイフォンで電話しようとするが、うまくいかない。隣りのフィルムンセンターの5階事務室まで走って駆け上がった。
なぜ隣のビルなのかわからない。その時の評論家の苦しそうな表情といったら。そこでいったん目が醒めてまた寝たら、フィルムセンターの若い研究員から誰かの代理で急に講演を頼まれるが、家に帰ると悪寒がしてインフルエンザだったと続いた。
今日は日当たりのよい部屋にパソコンを持ち込み、アイフォンからのインターネット共有(テザリング)で書いている。便利になったものだが、インフルエンザには勝てない。
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