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2014年2月

2014年2月28日 (金)

モネを見ながら考える

国立西洋美術館で3月9日まで開催のモネ展を見た。最初は「国立西洋美術館×ポーラ美術館」と書かれていたので、国内の2館から集めた手抜き企画だと思って馬鹿にしていた。「19世紀フランス風景画の革新」ともあるので、ほかの画家も混ぜているなとも思ったし。

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2014年2月27日 (木)

『イヌミチ』に期待するも

3月22日公開の万田邦敏監督の新作『イヌミチ』を見た。前作『接吻』(08)が強烈な印象を残したので、ぜひ見たいと思った。レイトショー公開なので、早寝早起きの私には劇場では無理だし。

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2014年2月26日 (水)

『チョコレートドーナツ』のうまさ

また90分台の秀作を見た。4月公開のトラヴィス・ファイン監督の『チョコレートドーナツ』は97分。トライベッカなど各地の映画祭で観客賞を総なめにしている映画だが、観客賞が苦手な私もそのうまさに唸った。

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2014年2月25日 (火)

六本木で見る大阪のコレクション2つ

現在、六本木の美術館2つで、大阪から来たコレクションが公開されている。1つは3月16日までサントリー美術館で開かれている「伊万里 ヨーロッパの宮殿を飾った日本磁器」展、もう1つは6月9日まで国立新美術館で開催中の「イメージの力」展。 

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2014年2月24日 (月)

『土竜の唱』のバカバカしさについていけず

三池崇史の新作『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』を劇場で見た。予告編が本当にバカバカしくて見たくなったのと、自分の学生が「見たい」というのを聞いたからだ。

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2014年2月23日 (日)

イタリア式前菜食堂:「ロッツォ・シチリア」

「フレンチ前菜食堂」と銘打った「ボン・グゥ神楽坂」が流行っていることはここで書いたが、最近は洋食でも日本のツマミ感覚の店が増えた。もはやどこにでもある「スペインバル」はその典型。最近行った白金の「ロッツォ・シチリア」は、そのイタリア版と言えるかもしれない。

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2014年2月22日 (土)

『ラッシュ/プライドと友情』に涙する

小さい頃、『巨人の星』や『明日のジョー』のようなスポ根ものが好きだった。そのせいかどうか、『ラッシュ/プライドと友情』の予告編を見た時、どこか気になった。そして、映画会社に勤める友人からおもしろかったというメールが来たので、劇場に足を運んだ。

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2014年2月21日 (金)

入試の合間の読書:『「かわいい」論』

先週は一般入試一期、今週は修士の入試、来週は博士の入試と続くが、その合間はなぜか読書が進む。最近読んだのは、四方田犬彦著『「かわいい」論』。これもずいぶん前に買って、本棚に眠っていた本だ。

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2014年2月20日 (木)

学生と見る『WOOD JOB ウッジョブ!』

5月10日公開の矢口史靖監督『WOOD JOB ウッジョブ!』を見た。といっても普通の試写ではなくて、自分の学生13人を連れて、貸し切り状態で試写をしてもらった。

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2014年2月19日 (水)

ミャンマー料理に和む

高田馬場駅から早稲田と反対方向に出ると、すぐに「さかえ通り」という商店街がある。私が学生だった頃は、この奥にはお婆さんの娼婦がいると言われていた。もちろん行ったことはないが。「スィゥミャンマー」というミャンマー料理店は、神田川に近い、まさに奥のあたりにある。

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2014年2月18日 (火)

『ぼくたちの家族』のシリアスさ

5月24日公開の石井裕也監督の新作『ぼくたちの家族』を見た。ずいぶん先の公開だが、4月になると試写はまず見れないので、入試の合間の今がチャンス。石井監督は『舟を編む』で一挙にメジャーになったので、次回作が気になっていた。

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2014年2月17日 (月)

『オンリー・ゴッド』の文化的偏見を楽しむ

公開中のニコラス・ウィンディング・ラフィン監督『オンリー・ゴッド』を見た。この監督は同じくライアン・ゴズリング主演の『ドライブ』が映画ファンをくすぐるショットに満ちていたので、見たいと思っていた。今度はそれをさらに進めた感じだった。

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2014年2月16日 (日)

『秋刀魚の味』の残酷さ

フィルムセンターで、デジタル修復版『秋刀魚の味』を35ミリプリントで見た。もちろんブルーレイで見ることも可能だが、ちょうど時間があいたこともあって、スクリーンで見ようと急に思い立った。プリント上映にも惹かれた。

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2014年2月15日 (土)

『アメリカン・ハッスル』の妙な魅力

夕方に時間が空いたので、無料ポイントがたまったシネコンで『アメリカン・ハッスル』を見た。『ザ・ファイター』と『世界にひとつのプレイバック』を作ったデヴィッド・O・ラッセル監督の新作で、今度はアカデミー賞最多10部門ノミネートという。

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2014年2月14日 (金)

「メディア芸術祭」と「恵比寿映像祭」の見せる「映像」

現在、都内で「映像」をめぐる大きなイベントが2つも開かれている。1つは16日まで開催の国立新美術館の「文化庁メディア芸術祭」で、もう1つは東京都写真美術館で22日までの「恵比寿映像祭」。ともに「映像」がテーマだが。

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2014年2月13日 (木)

入試の合間の読書:「不眠の森を駆け抜けて」

前に書いたように、2月は大学の教師にとって、入試の月だ。朝8時半や9時に集合し、軍隊のように集団行動をする、年に一度のイベントかもしれない。そんなストレスの憂さ晴らしに合間に読んだのが、白坂依志夫著『不眠の森を駆け抜けて』。

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2014年2月12日 (水)

フランスは日本映画ブームか

仏誌『カイエ・デュ・シネマ』の2月号をめくっていたら、フィルムセンターで開催中の展覧会「小津安二郎の図像学」の紹介が出てきて、驚いた。“IconOzu”と題して、展示物の写真を中心とした構成で、7ページもある。

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2014年2月11日 (火)

それでもウディ・アレン

5月10日公開のウディ・アレンの新作『ブルージャスミン』を見た。もうアカデミー賞関係は見るつもりはなかったが、見た後でこの映画も「脚本賞」「主演女優賞」「助演女優賞」の3部門ノミネートだと知った。そんなに良かったかな。

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2014年2月10日 (月)

『ニシノユキヒコの恋と冒険』のユーモアと実験精神

井口奈美監督の新作『ニシノユキヒコの恋と冒険』を見た。試写状をいただいていたが、見る予定の日にインフルエンザにかかってしまった。今回は何と東宝配給でシネコンでの公開というので、すぐ切られると思って慌てて見に行った。

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2014年2月 9日 (日)

また「おまかせ料理」への疑問:『歩歩路』

前にここで「おまかせ料理」や「プリ・フィックス」への疑問を書いたが、最近またそう思うことがあった。築地の中華「シノワ 歩歩路(プープールー)」に行った時のことだ。料理が良かったからこそ、あえて書きたい。

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2014年2月 8日 (土)

『プリズナーズ』のパワーを考える

またアカデミー賞関係の映画を見た。撮影賞にノミネートの『プリズナーズ』で、5月3日公開。2年前の『灼熱の魂』が記憶に新しいカナダのドゥニ・ヴィユヌーヴ監督が、ハリウッドに招かれて撮った作品だ。去年のトロントでは観客賞の3位だった。

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2014年2月 7日 (金)

『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』に父を思う

2月28日公開の『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』は、先日ここに書いた『8月の家族たち』と同じく複数のアカデミー賞ノミネート作品で、設定もよく似ている。アメリカのド田舎で老人を中心として家族が集まり、過去の秘密を語ってゆくという運びだ。

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2014年2月 6日 (木)

映画『永遠の0』の大入りに考える

ようやく『永遠の0』を見た。サザン嫌いな私としては、予告編で桑田の声が流れるだけ引いたし、原作者の百田尚樹は最近安部首相の肝いりでNHK経営委員になって、右翼的発言をばらまいていることもあり、気が進まなかった。それでも興収が60億円を越したと聞いて、見に行った。

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2014年2月 5日 (水)

つらい2月と3月

1月末に授業が終わったと言うと、多くの人に「えっ、また休みですか」「いいですねえ」と言われる。確かに4月の初めまで授業はないが、大学の教師にとってはもっともストレスが多い季節だということが、だんだんわかってきた。

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2014年2月 4日 (火)

『8月の家族たち』の描く親戚の集まり

いかにもアカデミー賞にぴったりの映画を見た。4月18日公開のジョン・ウェルズ監督『8月の家族たち』で、主演女優賞にメリル・ストリープが、助演女優賞にジュリア・ロバーツがノミネートされている。そのほかにも、ユアン・マクレガー、クリス・クーパー、サム・シェパードと豪華キャストが占める。

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2014年2月 3日 (月)

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の反社会性を楽しむ

マーティン・スコセッシ監督の新作『ウルフ・オブ・ウォールストリート』を見た。公開すぐの日曜午後とは言え、完全に満員の劇場は珍しい。スコセッシとしては、相当のヒットになるのではないか。

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2014年2月 2日 (日)

六本木ヒルズの展覧会2本

来週火曜に都内某所で講演をやることになり、その準備をしていたが、夕方になって煮詰まって外に出た。そんな時は展覧会がいい、ということで六本木ヒルズで始まったばかりの「ラファエル前派展」と「アンディ・ウォーホル展」を見た。

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2014年2月 1日 (土)

アンゲロプロスの遺作を見る

テオ・アンゲロプロスの遺作『エレニの帰郷』をようやく見た。2008年の映画だし、上映前にはフランス映画社ではなく東映のマークが出るし、見たのもシネコンという奇妙な感じから始まった。

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